g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発

g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発

課題番号2006008523
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間新規2006-2010
年度2006
研究問題(イ)次世代の農業を先導する革新的技術の研究開発
大課題A 先端的知見を活用した農業生物の開発及びその利用技術の開発
中課題g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発
小課題g.稲病害虫抵抗性同質遺伝子系統群の選抜と有用QTL遺伝子集積のための選抜マーカーの開発
大項目該当なし
中項目イ 農業の競争力強化と健全な発展に資する研究
摘要各種病害虫抵抗性について遺伝解析によるQTLの検出および戻し交配とDNAマーカーによる同質遺伝子系統の選抜を進めた。(1)「陸稲農林12号」のもつ新規のいもち病圃場抵抗性QTLを同定した。また、近縁野生稲の置換系統群でいもち病抵抗性等のマッピングを行うとともに、別の野生稲由来置換系統群を新たに作出した。(2)「ヒノヒカリ」にトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を持たせた同質遺伝子系統「関東IL2号」は、圃場試験でトビイロウンカの増殖抑制効果が認められるとともに主要な特性が「ヒノヒカリ」と同等であることが確認できたため、命名登録申請した。(3)「コシヒカリ」に縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvbおよびいもち病抵抗性遺伝子Pi34領域を導入した新配付系統「中国IL1号」を育成した。また、育成を進めている紋枯病抵抗性の同質遺伝子系統は抵抗性程度が判然としなかったが、ごま葉枯病抵抗性については、はじめてQTLを見出した。ツマグロヨコバイ抵抗性の同質遺伝子系統育成のための評価と戻し交配を行った。(4)出穂性同質遺伝子系統群の育成・評価を行った結果、育成地で「コシヒカリ」より10日晩生の同質遺伝子系統「関東IL3号」の成績に見通しを得たため、命名登録申請した。(5)「コシヒカリ」の良食味関連QTLを第3染色体上に2か所見出した。また、極良食味品種「おぼろづき」の低アミロース性を支配する新規のWx遺伝子を同定し、DNAマーカーを開発した。
研究分担農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 稲マーカー育種研究チーム
協力分担関係(独)農業生物資源研究所
農林水産先端技術研究所
予算区分技会交付金研究 委託・バイテク先端技術[グリーンテクノ] 委託・バイテク先端技術[植物ゲノム] 委託・バイテク先端技術[アグリバイオ]
業績(1) Optimization of the Marker-based Procedures for Pyramiding Genes from Multiple Donor Lines.Part I. Schedule of Crossing between the Donors
(2)Characterization of two QTLs controlling resistance to rice stripe virus detected in a Japanese upland rice line, Kanto 72.
(3)極良食味の低アミロース米品種「おぼろづき」
(4)水稲「コシヒカリ」の中生同質遺伝子新品種候補系統「関東IL3号」
(5)水稲「ヒノヒカリ」のトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子新品種候補系統「関東IL2号」
(6)Development of isogenic lines of rice cultivar Koshihikari with early and late heading by marker-assisted selection.
(7)イネCゲノム野生種Oryza officinalis由来の縞葉枯病抵抗性に関するQTL解析
(8)Mapping QTLs for Field Resistance to Rice Blast in the Japanese Upland Rice Variety Norin 12.
(9)コシヒカリ関東HD1号(出願番号:20119)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030092875
収録データベース研究課題データベース

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