f.ヨーネ病の発症機構の解析と診断技術の高度化

f.ヨーネ病の発症機構の解析と診断技術の高度化

課題番号200709589
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2006-2010
年度2007
大課題B 人獣共通感染症、新興・再興感染症及び家畜重要感染症等の防除技術の開発
中課題f.ヨーネ病の発症機構の解析と診断技術の高度化
小課題f.ヨーネ病の発症機構の解析と診断技術の高度化
大項目該当なし
中項目ウ 食の安全・消費者の信頼確保と健全な食生活の実現に資する研究
摘要1)ヨーネ病の診断法の開発、改良を進めるため、ヨーネ菌の感染に特異的なサイトカインIL-10を産生誘導する抗原や、液性免疫応答を誘導する抗原を同定し、それらの遺伝子組換え体を作製した。2)新たな診断用抗原の探索を目的として、ヨーネ菌抗原を2次元電気泳動・Immunoblottingで解析し、免疫原性が強く、特異性の高い数種のヨーネ菌抗原を特定した。3)牛乳中のヨーネ菌の濃縮・高感度検出手法として、PETボトル内面に抗ヨーネ菌抗体を直接固相化する方法を考案した。4)市販キットを用いたヨーネ病ELISA抗体検査において、ウイルス病に対する不活化ワクチンを接種した一部の牛で血清アルブミンに対する抗体が産生され、この抗体がヨーネ病ELISA抗体検査において非特異的陽性の原因となりうることを突き止めた。さらに非特異的陽性が起こる条件を精査し、偽陽性による誤摘発を回避する技術的方策を行政部局に提案した。5)腸管病変形成に関与する因子の探索では、ウロコルチン遺伝子が牛の小腸、胸腺、中脳で高発現していること、及びMusashi-1(Msi-1)遺伝子では牛Msi-1遺伝子のcDNAをクローニングして、塩基配列を明らかにした。6)臓器組織中のヨーネ菌遺伝子を検出する増感in situ hybridization(ISH)法は鳥型結核菌による病変では交差非特異反応を示さず、ヨーネ菌固有のIS900遺伝子を検出する本法の特異性・有用性が確認された。7)鳥型結核菌の遺伝子型別法である多型縦列反復配列(VNTR)型別法を用いて疫学解析を行ったところ、従来法に比較してより詳細に鳥類・家畜・野生動物・人における鳥型結核菌の動向を追跡できることが明らかにされた。さらに、国内で分離されたヨーネ菌65株のVNTR型別の結果、それらは4種類のアリルプロファイルに区分された。その中の1株は新しい型であり、Map-16として命名分類した。
研究分担農業・食品産業技術総合研究機構,動衛研,ヨーネ病研究チーム
協力分担関係テネシー大学
予算区分技会交付金研究 高度化事業 委託・畜産対応研究[BSE・人獣] 委託・バイテク先端技術[安全・安信プロ]
業績(1)Corticotropin-releasing hormone and urocortin expression in peripheral blood cells from experimentally infected cattle with Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis.
(2)Tumor necrosis factor alpha is not a pathogenic determinant in acute lethal encephalitis induced by a highly neurovirulent strain of mouse hepatitis virus
(3)Detection of Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis in ovine faeces by direct quantitative PCR has similar or greater sensitivity compared to radiometric culture.
(4)Susceptibility of germ-free pigs to challenge with protease mutants of Salmonella enterica serovar Typhimurium
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093167
収録データベース研究課題データベース

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