f.次世代型マルドリ方式を基軸とするかんきつ等の省力・高品質安定生産技術の確立

f.次世代型マルドリ方式を基軸とするかんきつ等の省力・高品質安定生産技術の確立

課題番号2008010595
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2006-2010
年度2008
大課題C 高収益型園芸生産システムの開発
中課題f.次世代型マルドリ方式を基軸とするかんきつ等の省力・高品質安定生産技術の確立
小課題f.次世代型マルドリ方式を基軸とするかんきつ等の省力・高品質安定生産技術の確立
大項目試験及び研究並びに調査に係る研究の推進方向
中項目イ 農業の競争力強化と健全な発展に資する研究
摘要1)養水分を精密自動管理するシステムを構築するため、日中13時前後に測定した主枝体積含水率に基づき樹体内水分を自動管理するシステムを開発した。2)傾斜地果樹園において再利用できる雨水は、全降水量の約20%と推定し、雨水利用に当たっては排水路技術を組み合わせて効率的に集水するとともに、適正容量の貯水施設を設置することが必要なことを明らかにした。3)省力的新防除法の開発に向けて、カラーシートのマルチ利用が天敵の行動に及ぼす影響を解析し、黄色のシートを敷設すると、害虫の天敵となるテントウムシ類の成虫が他の色のシートより1.5倍以上多く園地に訪れることを明らかにした。4)早期成園化技術として、植え穴の土壌改良、1年生苗木を定植した後の点滴かん水による水管理、および定植後2年目の全摘果と魚粉の春・秋施用を適用すると、幼木の生育が促進され、3年目には1樹当たり約10kgの果実を生産できることを実証した。5)園地造成技術として、動力運搬車が走行可能な幅60cm〜1mの作業道を緩傾斜地園の樹列間に造成できる歩行型管理機用のアタッチメントを開発した。6)19年度までに開発した2地点間を自動運転可能な単軌条運搬機について、任意の位置への誘導と安全性確保のために必要となる周囲の情報を画像として取得する方法を開発した。7)マルドリ方式を導入した地区では、水や施肥を最適な時期に簡便に行うための技術が求められていること、本方式の導入により果実品質は向上しているにもかかわらず、生産者の希望販売価格と実際の販売価格はかい離しており、ブランド化が必要なことを明らかにした。
研究分担(独)農業・食品産業技術総合研究機構,近農研,次世代カンキツ生産技術研究チーム
協力分担関係愛媛県農林水産研究所
香川県農業試験場
広島県立総合技術研究所農業技術センター
山口県農林総合技術センター
和歌山県農林水産総合技術センター
島根県農業技術センター
三重県熊野農林商工環境事務所
予算区分技会交付金研究 新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
業績(1)レーザ光の減衰現象を利用した局所的な換気の評価 −果樹用ガラス実験温室を対象として−
(2)高品質なウンシュウミカンを連年安定生産するための土壌と樹体の一体管理技術体系
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093335
収録データベース研究課題データベース

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