(1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発

(1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発

課題番号2008010719
研究機関名農業生物資源研究所
研究期間2006-2010
年度2008
大課題2)昆虫の環境適応機構の解明と制御技術の開発
中課題(1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発
小課題(1) 昆虫制御剤標的遺伝子の探索と利用技術の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1.試験及び研究並びに調査
摘要1.幼若ホルモン(JH) シグナリングに関わるKr-h1遺伝子の機能を、貯穀害虫コクヌストモドキを用い、RNAi等により解析した。その結果、Kr-h1遺伝子は、1) 幼虫期と蛹期のいずれもJHによって正に制御されていること、 2) JH受容体候補Metを介してJHにより誘導されること等がわかった。以上の結果に基づき、Kr-h1遺伝子を介した新しいJHシグナリングモデルを提唱した。また、Kr-h1遺伝子のJH応答配列を用いたJHアゴニスト・アンタゴニストのスクリーニング法及び外来遺伝子発現調節法を特許申請し、企業との共同研究に結びつけた。2.幼若ホルモン合成を促進するアラトトロピン (AT) の受容体遺伝子をカイコで同定した。この受容体遺伝子はアラタ体に隣りあう側心体のshort NPF (sNPF) ペプチドを産生する細胞で強く発現していること、またsNPF受容体がアラタ体で特異的に発現していることから、ATは側心体におけるsNPF合成・分泌を介してアラタ体でのJH合成を制御していることが示唆された。3.カイコ神経ペプチド及びその受容体遺伝子のほぼすべてを単離し、組織・発育時期別の詳細な発現解析を行った。その結果、カイコでは、CCHペプチドやIMFアミドペプチド等の他の昆虫種にない神経ペプチドが存在するなどユニークな神経ペプチドシグナリングの進化を遂げたことが示唆された。4.ヤマトヒメミミズの再生期特異的遺伝子Ejrup1〜3の発現パターンを詳細に解析した結果、Ejrup1は再生時にのみ発現し、再生に必要な遺伝子の発現を再生芽にのみ限定するnegative regulationを行っていると推定された。また、Ejrup2は再生芽内における細胞分化の初期段階及び正常個体や胚の発生や成長で機能すること、Ejrup3は食道や腸のような内胚葉性の組織の再生と分化に関与していることが推定された。
研究分担(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,制御剤標的遺伝子研究ユニット
協力分担関係学校法人近畿大学
予算区分技会交付金研究 イノベーション創出事業 委託・バイテク先端技術[アグリ・ゲノム] 技会・その他 文科省[科研費]
業績(1)Germ cell specification and early embryonic patterning in Bombyx mori as revealed by nanos orthologues
(2)Juvenile hormone acid O-methyltransferase in Drosophila melanogaster
(3)昆虫幼若ホルモンネットワーク遺伝子の解明と応用
(4)Comparative pharmacology of two D1-like dopamine receptors cloned from the silkworm Bombyx mori
(5)The unique evolution of neuropeptide genes in the silkworm Bombyx mori
(6)Nuclear DISC1 regulates CRE-mediated gene transcription and sleep homeostasis in the fruit fly
(7)Circadian phenotypes of Drosophila fragile X mutants in alternative genetic backgrounds
(8)カイコゲノム情報利用した幼若ホルモンネットワーク遺伝子の解明
(9)Drosophila ATF-2 regulates sleep and locomotor activity in pacemaker neurons
(10)マイクロアレイを用いたカイコ皮膚におけるJH応答性遺伝子の解析
(11)Cell debris clearance in the integument of the Erisilkworm, Samia ricini
(12)Juvenile hormone activity of optically active ethyl 4-(2-benzylalkyloxy)benzoates inducing precocious metamorphosis
(13)Involvement of Mos-MEK-MAPK pathway in cytostatic factor (CSF) arrest in eggs of the parthenogenetic insect, Athalia rosae
(14)前胸腺でのエクジソン生合成に必須の役割を担う新規酵素の同定
(15)Neuropeptide receptor transcriptome reveals unidentified neuroendocrine pathways
(16)The Bombyx mori P450s
(17)PCNA as a cell proliferation marker in the oligochaete Enchytraeus japonensis
(18)幼若ホルモン活性化合物によるコクヌストモドキKrppel homolog 1遺伝子の発現誘導性
(19)Rapid evolution of syntenic P450 gene clusters in Lepidoptera 9th International Symposium on Cytochrome P450 Biodiversity and Biotechnology
(20)Identification and functional analysis of genes in biosynthesis and signal transduction of juvenile hormone
(21)Functional characterization and screening of inhibitors of farnesoic acid epoxidase, CYP15C1, in the silkworm Bombyx mori
(22)Comparison of precocious metamorphosis induced by different conditions in the silkworm
(23)Genome-wide annotation and expression analysis of CPR cuticular protein genes in Anopheles gambiae
(24)Bombyx neuropeptide GPCR transcriptome reveals authentic neuroendocrine network
(25)Purification and characterization of silkworm hemocytes by flow cytometry
(26)カブラハバチ Athalia rosae (膜翅目) の幼虫腹脚の起源
(27)カイコ培養細胞において幼若ホルモンにより誘導されるbHLH転写因子群
(28)DNAマイクロアレイを用いたカイコのアラタ体および前胸腺のtranscript解析
(29)新規カイコ44kマイクロアレイを用いたJH合成酵素遺伝子の探索
(30)ヒトCasein Kinaze Iを導入したショウジョウバエDouble-time変異体の活動リズム
(31)トランスジェニックカイコを用いたJHAMT遺伝子のin vivo機能解析
(32)ツマグロヒョウモン成虫脚ふ節の味覚:食物中の糖および発酵産物への応答
(33)DNAマイクロアレイを用いたカイコにおけるアラタ体特異的遺伝子の網羅的探索
(34)カイコ培養細胞におけるKr-h1遺伝子の幼若ホルモンに対する応答性
(35)カイコKrppel homolog 1遺伝子の皮膚における発現変動とホルモンによる制御
(36)カイコCYP15C1恒常発現株を用いたJH生合成阻害剤のスクリーニング
(37)カイコガ形態形成変異系統における雄の羽ばたきパターン切替えの異常
(38)カイコ幼虫期の真皮細胞の増殖特性
(39)ナノ粒子が昆虫エビガラスズメに及ぼす影響の評価・変態過程の3次元画像診
(40)カイコENC系統における雄成虫の交尾中の羽ばたきパターンの異常
(41)カイコ幼虫小腮のEST解析
(42)幼若ホルモン生合成系・作用系遺伝子研究の現状と展望
(43)Characteristic conformations and molecular packings in crystal structures of diastereomeric esters prepared from (S)-2-methoxy-2-(1-naphthyl)propanoic acid
(44)幼若ホルモンネットワーク遺伝子の網羅的解析と創農薬への利用
(45)Sugar receptor response of the food-canal taste sensilla in a nectar-feeding swallowtail butterfly, Papilio xuthus
(46)Molecular and functional characterization of a juvenile hormone acid methyltransferase expressed in the corpora allata of mosquitoes
(47)Krppel homolog 1, an early juvenile hormone-response gene downstream of Methoprene-tolerant, mediates its anti-metamorphic action in the red flour beetle Tribolium castaneum
(48)Preparation of single-enantiomer biofunctional molecules with (S)-2-methoxy-2-(1-naphthyl)propanoic acid
(49)RNAi-mediated knockdown of juvenile hormone acid O-methyltransferase gene causes precocious metamorphosis in the red flour beetle Tribolium castaneum
(50)Infestation and Development of Sitophilus spp. in pouch-packaged spaghetti in Japan
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093467
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat