(1)絹タンパク質を利用した医療用素材の開発

(1)絹タンパク質を利用した医療用素材の開発

課題番号2008010732
研究機関名農業生物資源研究所
研究期間2006-2010
年度2008
大課題2)シルクテクノロジーによる生活・医療素材の開発
中課題(1)絹タンパク質を利用した医療用素材の開発
小課題(1)絹タンパク質を利用した医療用素材の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他の業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目1.試験及び研究並びに調査
摘要1.シルクフィブロインスポンジの多孔質径を変化させたり乾燥-再湿潤処理を行ったりしたが、スポンジの破断強度や初期弾性率に顕著な変化が観察されなかった。また多孔質径が異なるフィブロインスポンジ内での軟骨再生を調査したところ、孔径による細胞増殖や組織形成の変化が観察され、軟骨再生のための最適な孔径の存在が示唆された。2.H鎖改変フィブロインを含むシルク繊維の力学物性測定について、再現性を高めた新たな試料採取法を考案し引っ張り強度測定を実施した結果、H鎖組換えフィブロインを含むことにより力学物性が変化することが明らかとなった。3.ローダミンBをモデル薬剤としてセリシンゲルフィルムからの徐放を検討したところ、薬剤の担持と徐放が確認され、セリシンゲルフィルムの薬剤徐放担体としての可能性を確認した。4.エリサンの繭からセリシンタンパク質と推定される270kDaと180kDaのタンパク質の抽出と分離に成功した。5.シルクタンパク質の生体膜への影響を検討しているが、タンパク質の大きさの影響を検討する目的で大きさの異なる金コロイド粒子と脂質膜との作用を検討したところ、金コロイド粒子の脂質膜へ作用は、直径15nmで最大になることを確認し、タンパク質の大きさが脂質膜への影響に関与する可能性を見出した。6.カイコ絹糸とスパイダーシルクの2次構造の差違を検討し、スパイダーシルクの水吸着による弾性の発現は、シート構造を形成するストランド間の会合状態の変化であることを見出した。7.ラクトース修飾フィブロインスポンジ内では、培養肝細胞がその機能発現や生存に有利な直径数十μmのスフェロイドを形成できることを見出した。8.レセプター分子利用によるバイオセンサー開発では、カイコガフェロモンレセプターBmOR1とBmOR2分子の昆虫細胞での発現に成功した。
研究分担(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
(独)農業生物資源研究所,昆虫科学研究領域,絹タンパク素材開発ユニット
予算区分技会交付金研究 イノベーション創出事業 委託・バイテク先端技術[アグリ・ゲノム] 委託・バイテク先端技術[アグリバイオ] 文科省[科研費]
業績(1)Sulfated sericin is a novel anticoagulant influencing the blood coagulation cascade
(2)ラクトース修飾絹フィブロイン基材上における初代培養ラット肝細胞のスフェロイド形成と維持
(3)自己組織化β-シートペプチドを架橋点に利用したアルギン酸ヒドロゲルの設計
(4)Hornet silk proteins in the cocoons produced by different Vespa species inhabiting Japan
(5)A biosensor that uses insect pheromone receptors
(6)高感度バイオセンサのための組換え昆虫匂いレセプタの発現
(7)A novel cell adhesive silk produced by transgenic silkworm for scaffold of cartilage regeneration
(8)スズメバチの幼虫が吐糸するホーネットシルクの分子構造
(9)タンパク質系バイオベースポリマー:シルク
(10)バイオマテリアルとしてのシルクタンパク質の可能性
(11)多孔質構造を制御したシルクフィブロインスポン ジ構造体の作製
(12)シルク由来バイオプラスチックスのガラス転移温度
(13)レセプタタンパク質を利用するためのバイオセンサデバイスの設計と製作
(14)昆虫レセプタタンパク質を利用したバイオセンサ
(15)昆虫レセプタタンパク質を利用するバイオセンサの基本特性
(16)3-5齢カイコのセリシン遺伝子の発現と非繭層絹糸中のセリシンの分析
(17)絹セリシンからなる高含水性ゲルフィルム材料の開発と生体親和性の解析
(18)創傷被覆材への応用に適した新セリシンフィルムの開発
(19)カイコフェニルアラニル-tRNA合成酵素遺伝子のクローニング
(20)改変型絹タンパク質を発現させた遺伝子組換えカイコ絹糸の力学物性解析
(21)高感度バイオセンサのための昆虫嗅覚レセプタタンパク質の発現
(22)フィブロインスポンジ内で培養した軟骨細胞の遺伝子発現について
(23)オニグモ縦糸タンパク質等を発現させた遺伝子組換えカイコ絹糸の力学物性解析
(24)Preparation of gel film from Bombyx mori silk sericin and its characterization as a wound dressing
(25)Biofuel cell system employing thermostable glucose dehydrogenase
(26)Variable-temperature 13C solid-state NMR study of the molecular structure of honeybee wax, silk
(27)BioCapacitor A novel category of biosensor
(28)Suppression of fibroblast cell growth on surface coated with conjugates consisting of silk fibroin and chitooligosaccharides
(29)Effects of tribological loading history on the expression of tribological function of regenerated cartilage
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093480
収録データベース研究課題データベース

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