(ウ)水産資源の維持・回復技術の開発

(ウ)水産資源の維持・回復技術の開発

課題番号2009014050
研究機関名水産総合研究センター
研究期間2006-2010
年度2009
大課題ア.水産資源の持続的利用のための管理技術の開発
中課題(ウ)水産資源の維持・回復技術の開発
小課題(ウ)水産資源の維持・回復技術の開発
大項目第2 国民に対して提供するサービスその他業務の質の向上に関する目標を達成するためとるべき措置
中項目2 研究開発等の重点的推進
摘要瀬戸内海のサワラとトラフグの放流効果を、2002年以降種苗放流しなかったと仮定した場合と比べて試算した。また、周防灘の底魚類を中心とした生態系構成群の捕食-被食関係をエコパス・モデルにより定量化し、種々の漁業の漁獲圧削減効果を予測した。亜寒帯の底魚資源では、現場のベントス組成が海底の漁場環境の良否の指標として有効であることを示した。サクラマスでは、資源回復を阻害する要因を解析して、本州日本海域の資源再生のための指針を取りまとめた。アワビ類については、北米における初期生活史、浮遊幼生の移動分散・着底過程のシミュレーション結果および捕食者の検出手法が示された。一方、温暖化に関連して春藻場構成藻による藻場造成の可能性を検討し、大量採苗が可能であり、野外移植後も順調に成長することを確認した。有明海のタイラギの斃死原因については、底泥中に蓄積された硫化水素が恒常的に悪影響を及ぼしている可能性を示唆した。特に周防灘底魚類の課題では、種々の漁業の漁獲圧削減効果を複数魚種で予測しており、また藻場造成の課題では、新たな造成候補となる春藻場構成藻の大量採苗、野外移植実験に成功するなど顕著な成果が得られた。
研究分担(独)水産総合研究センター,北海道区水産研究所,亜寒帯漁業資源部,生態系研究室
(独)水産総合研究センター,瀬戸内海区水産研究所,栽培資源部,資源管理研究室
(独)水産総合研究センター,瀬戸内海区水産研究所,生産環境部,沿岸資源研究室
(独)水産総合研究センター,西海区水産研究所,海区水産業研究部,沿岸資源研究室
(独)水産総合研究センター,さけますセンター,さけます研究部,環境・生態研究室
(独)水産総合研究センター,中央水産研究所,浅海増殖部,資源増殖研究室
(独)水産総合研究センター,西海区水産研究所,石垣支所,漁業資源研究室
(独)水産総合研究センター,西海区水産研究所,海区水産業研究部,資源培養研究室
(独)水産総合研究センター,東北区水産研究所,海区水産業研究部,沿岸資源研究室
協力分担関係秋田県農林水産技術センター
山形県内水面水産試験場
富山県農林水産総合技術センター
熊本県水産研究センター
佐賀県玄海水産振興センター
宮城県気仙沼水産試験場
長崎県総合水産試験場
神奈川県水産技術センター
福島県水産試験場
北海道立中央水産試験場
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業 水産庁交付金 文科省[科研費]
業績(1)Capability of long-term cultured gametophytes of several species of Laminariales to form sporophytes.
(2)従属栄養性渦鞭毛藻による二枚貝卵の捕食事例
(3)海の森が消える:磯焼けとウニの関係
(4)メヌケ類 (北海道周辺海域)
(5)アユ孵化仔魚の海水移動行動とホルモンの役割
(6)北海道東部中規模河川庶路川における魚類の流程分布と魚類相の変遷
(7)周防灘の中津地先におけるナルトビエイのDeLury法による来遊美数と漁具能率の推定
(8)夏季の駿河湾沖におけるイセエビ類幼生の分布について
(9)奥尻島の小河川で捕獲されたナガレモンタイプのイワナ
(10)新潟県中小規模河川での遡上系サクラマス親魚の行動と調査手法について
(11)Gravitational circulation and its response to the variation in river discharge in the SetoInland Sea, Japan
(12)Ecological effect of moonjelly, Aureliaaurita, removal in the Sea of Suo-Nada, Seto Inland Sea, Japan.
(13)ヒオウギガイ閉殻筋から麻痺性貝毒を除去するための洗浄方法の予備的検討
(14)ホンダワラ類の衰退期における植食性魚類ノトイスズミの胃内容物の変化
(15)長崎県のイセエビ資源はなぜ減ったのか 2)イセエビ成育場の環境変化から考える
(16)Latitudinal variation in parr growth and maturation in anadromous masu salmon, Oncorhynchus masou
(17)平成21年度新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業「再生産力の向上を目的としたアワビ類の資源管理・増殖技術の開発」研究報告書
(18)Evaluation of the impacts of seedlings on abalone reproduction by genetic approach
(19)排卵後濾胞の組織学的観察手法の改良
(20)Capability of long-term cultured gametophytes of several species of Laminariales (Phaeophyceae) to form sporophytes.
(21)Influence of reducing condition in sediments for the physiological condition of a subcrenated ark shell Scapharca kagoshimensis (Bivalvia, Mollusca) in Ariake Bay, West Japan.
(22)豊前海におけるシャコの資源状況と資源管理
(23)長崎市沿岸に見られる”春藻場”の特徴と機能性について
(24)Undaria pinnatifida habitat loss in relation to sea urchin grazing and water flow conditions, and their restoration effort in Ogatsu Bay, Japan.
(25)エゾアワビ漁業の活性化に必要な調査研究と今後の対応
(26)北海道西部海域の沖合底曳き網漁業対象種における漁獲特性の変化
(27)南三陸岩礁域におけるアラメ群落退行とキタムラサキウニとの関係
(28)北海道太平洋におけるスケトウダラの産卵地点と産卵時間帯
(29)Horizontal variation of fish species diversity in Okhotsk trawl fishing ground
(30)Plasticity in probabilistic reaction norms for maturation in a salmonid fish
(31)藻場の変化がイセエビ資源に及ぼす影響について
(32)Latitudinal variation in the otolith size-fish size relationship in masu salmon, Oncorhynchus masou
(33)Effect of temperature,food availability, and body size on daily growth rate of Japanese anchovy Engraulis japonicus larvae in Hiuchi-nada
(34)長期培養した褐藻コンブ目植物の配偶体における成熟能力について
(35)魚類の食害防除によるホンダワラ類の生長生残の変化
(36)Ontogenetic changes in the feeding habits of the abalone Haliotis discus hannai: field verification by stable isotope analyses
(37)Effects of habitat fragmentation by damming on salmonid fishes: lessons from white-spotted charr in Japan
(38)アラメ群落の自律的な回復機構の解明
(39)Impacts of fisheries and regime shift on fluctuations of finfish and shellfish stocks in Japan
(40)クロアワビHaliotis discus discusにおける消化酵素の多様性と主要多糖分解酵素の酵素化学的特徴
(41)なぜ長崎県のイセエビ資源は減ったのか 1)イセエビの生態と漁業の実態から考える
(42)Natural re-production of masu salmon, Oncorhynchus masou masou, in the Shari River, Hokkaido.
(43)ズワイガニの稚ガニ量産を実証,生産数3万尾を突破
(44)Okhotsk Sea ecosystem: Fishery production and research activities in Japan-Russiaadjoining area
(45)長崎県橘湾の転石海岸におけるアカモクの密度と、ムラサキウニおよびバフンウニの現存量の関係について
(46)Natural re-production of masu salmon, Oncorhynchusmasou masou, in the Shari River, Hokkaido.
(47)人工礁における海藻植生の経年変化について
(48)有明海で測定したリシケタイラギの殻体運動
(49)Comparative efficacy on abalone fisheries management with sundry policies and combinations
(50)Early life ecology of abalone in CCA habitats II. Dietary values of gametophyte and juvenile sporophyte of brown macroalgae (Eisenia bycyclis) for juvenile H. diversicolor
(51)大槌湾岩礁藻場における食物網構造
(52)農林水産技術会議 新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業「再生産力の向上を目的としたアワビ類の資源管理・増殖技術の開発」研究成果の紹介
(53)キチジ (北海道周辺海域)
(54)平成21年度 東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センター外来研究員報告書「大槌岩礁藻場の生態系構造およびその動態に関する研究」
(55)ウナギにおける良質卵の栄養成分特性
(56)Seasonal changes in the population densities of stream-dwelling salmonids in two contrasting tributaries of a subarctic river
(57)Genetic variability of the pen shell (Atrina spp.) in Japan
(58)リシケタイラギの臓器で観察された異物に関する疫学的・病理学的調査
(59)瀬戸内海の流動や環境を把握するためのモデル開発
(60)日本海西部におけるズワイガニ属幼生の分布
(61)Simulating larval dispersal processes for abalone using a coupled particle-tracking and hydrodynamic model: Implications for refugium design
(62)コンクリートブロック礁上における海藻植生の経年変化について
(63)日本列島南西海域における藻場の変化とその要因の検討
(64)Effects of delayed matamorphosis and delayed post-settlement feeding on post-larval survival and growth of the abalone Haliotis diversicolor
(65)魚種交替に伴う高次捕食者の摂餌生態的な変化
(66)沖縄のサンゴ礁域におけるハタ科2種の生息場所選択性
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093509
収録データベース研究課題データベース

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