a.農村地域における健全な水循環系の保全管理技術の開発

a.農村地域における健全な水循環系の保全管理技術の開発

課題番号2009013965
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2006-2010
年度2009
大課題(イ)豊かな環境の形成と多面的機能向上のための研究開発
中課題a.農村地域における健全な水循環系の保全管理技術の開発
小課題a.農村地域における健全な水循環系の保全管理技術の開発
大項目試験及び研究並びに調査に係る研究の推進方向
中項目エ 美しい国土・豊かな環境と潤いのある国民生活の実現に資する研究
摘要1)分布型水循環モデルの機能向上のために水配分、積雪・融雪、貯水池管理などの過程モデルを試作し、水循環モデルへ組み込んだ。2)石川県の扇状地において、環境同位体分布よりかんがい期・非かんがい期を通じた帯水層への河川水の浸透を明らかにし地下水流出域の特定を行った。また、沖縄県の離島にて行った地下水調査・電磁探査結果から淡水レンズの塩淡境界深度を測定する方法を明らかにした。3)沖縄本島南部地域における流域の土地利用と揚水量等の水利用状況の調査とボーリング地下水質測定から地下ダム建設前後において、水質の大きな変化がないことを確認した。4)釧路湿原において深部からの地下水流動を示す水質指標を抽出した。5)水田からの亜鉛及び銅の排出は、懸濁態に吸着して発生する割合が多く、代かき直後の排出量が全栽培期間の排出量の90%を占めることを明らかにした。6)無化学肥料水田及び慣行水田では、両土壌とも0〜1cmの表層の脱窒活性が大きく、微生物群集構造には大きな違いがないことなどを明らかにした。7)広島県のため池で水位を連続観測し、降雨の影響のない期間における貯水率と経過日数との関係などが一次式で近似できることを明らかにした。8)流域内の水管理をかんがい効率で評価し水管理を段階的に改善するための方法を提案するとともに、その方法を開発済みの水供給・水利用モデルに組み入れた。さらに、そのモデルを利用して地球温暖化が農地水利用に及ぼす影響の定量的な評価を行った。9)高機能型水管理支援システムを活用し、共有すべき情報基盤を整備して農業普及側と用水供給側が連携して水稲の高温障害対策を行うための用水管理の調整手法を開発した。
研究分担(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,農地・水資源部
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,水環境保全研究室
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,水文水資源研究室
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,農工研,用水管理研究室
協力分担関係(独)森林総合研究所
東京大学
予算区分技会交付金研究 委託・環境研究[地球温暖化プロ] 文科省[科研費] 環境省競争的資金
業績(1)環境同位体からみた沿岸扇状地における地下水涵養・流出特性
(2)ELISA法を用いた農薬測定法の地下水質モニタリングへの適用性
(3)水田排水中のTOC濃度とCODMnの関係について
(4)湛水開始時における水田土壌浸透水中の溶存態有機物の挙動
(5)農業用水の水質管理に関する問題点と課題
(6)地球温暖化が流域水循環・食料生産に及ぼす影響
(7)下水処理水の農業利用において下水道財産の形状変更を農業側が行うための制度
(8)下水処理水の農業利用のための下水管への塩水地下水浸入区間長の推定
(9)棚田における土壌流出と土壌流亡予測式の係数算出
(10)簡易室内試験による汚染農地土壌への動電学的手法の適用性評価法
(11)調整池によるオープンタイプパイプラインの脈動防止効果の事例研究
(12)水田農業の営農変化に伴う用水需要変化に関する一考察
(13)農業排水を対象とした水質浄化装置内での脱窒反応とキノン組成の関係
(14)水田土壌を対象とした動電学的手法による重金属除去試験
(15)沖縄県多良間島における淡水レンズ形状
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030093677
収録データベース研究課題データベース

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