圧密化木材を用いた床暖房用フローリングおよび床仕様の検討

圧密化木材を用いた床暖房用フローリングおよび床仕様の検討

県名北海道
研究機関名北海道立林産試験場
課題種別試験研究課題一覧
研究期間完H15
年度2003
研究対象
概要研究背景:フローリングには一般的にナラやカバなどの比較的硬質な広葉樹材が用いられるが、ほとんどが輸入材というのが現状である。また国産材、特に人工林材の利用促進や地産地消を推進しようとする現在の社会情勢、行政施策の中にあって、圧密化した針葉樹材への関心は高く、その中でも全国的にみて植栽量の多いスギ材の利用対策として、その圧密化材フローリングの利用促進が図られつつある。研究目的:針葉樹材(スギ)の圧密化材フローリングを、さらに厳しい性能が要求される床暖房用フローリングとして利用できるように、一般的なフローリングに求められる床性能に加えて、床暖房適性を検討し性能および付加価値の向上を図る。研究内容:試作床暖房用スギ圧密化材フローリングの熱伝導率、表面硬さ、キャスター走行時磨耗性、歩行時を想定した滑り抵抗性、床暖房を想定した実大試験体の促進加熱試験、試験施工による耐久性の検証などを実施し、床暖房への適用の可能性を検討した。具体的な成果及び研究目標の達成度:熱伝導率および表面硬さはフローリングに常用されるナラ・カバ材同等であった。キャスター走行時の表面磨耗量はナラ・カバに対してやや大きな値をとったが、耐磨耗性塗料を塗布することで軽減させることが可能であった。歩行時の滑り抵抗性は上履着用時において若干スリップしやすい数値を示した。実大試験体による促進加熱試験では良好な結果であった。試験施工では若干の障害(塗装)が観察されたが、十分に対応可能なものであった。 これらの成果から、当初の目標であった床暖房フローリングとしての利用は、適切な製造・施工を行えば可能であると考えられ、研究の目的は達成したと評価できる
研究分担性能開発科
戦略森林・林業・木材産業
予算区分受託(民間)
専門木材加工
部門
業績(1)圧密化木材を用いた針葉樹フローリングの検討
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030102334
収録データベース研究課題データベース

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