蒸気式乾燥装置に取り付ける整流板の開発

蒸気式乾燥装置に取り付ける整流板の開発

県名北海道
研究機関名北海道立林産試験場
課題種別試験研究課題一覧
研究期間完H15
年度2003
研究対象
概要研究背景:針葉樹心持ち正角材の高温乾燥では、乾燥装置内の温湿度条件の違いによる品質差が、特に割れの量について顕著に現れる。このことは、乾燥装置内の位置により風速値に差が生ずることから、温湿度むらが発生し、制御精度が低下していることに起因している。道産トドマツ・カラマツ中小径材を有効利用する観点からも、この問題を早急に解決する必要がある。研究目的:乾燥装置内の温湿度むらを減じるための方法として、模型実験を行い、乾燥装置内における風の流れについて検証する。さらに、実大装置に取り付ける整流板の形状について考察し、風速値の増加および安定化をはかる。また、乾燥装置の設計・開発を行う。研究内容:1)乾燥装置に取り付ける整流板に関する研究(担当:林産試験場) (1)整流板に関する文献調査と乾燥装置への付設方法の考案乾燥室内における円滑な風回りを実現することを目標に、風速値を安定させる方法を考案する。 (2)模型実験による検証乾燥装置の模型を製作し、整流板の設置場所および形状について考察しながら、風速安定化実現のための方法について検討する。2)考案した整流板の乾燥装置への導入(担当:エノ産業、ランバーシステムコンサル) 林産試験場のデータをもとに、装置設計段階での整流板の設置場所および形状について検討する。具体的な成果及び研究目標の達成度:乾燥装置内の温湿度むらを減じるための方法として、蒸気式人工乾燥装置の模型(縮尺:1/10)を製作し、模型実験を行い、乾燥装置内における風の流れについて検証した。成果のは、以下のとおり。1)乾燥室内にドライアイスを流し、側面からレーザー光を当てることによって風の流れを観察し、整流板の設置場所およびその形状について適性を評価した。2)整流板とともに、乾燥室内の風速の安定化および風速むらの抑制を実現することを目的として、桟積み方法について検討を行った。その結果、桟積み時に「列間隔」、「段間隔」、「桟積み側面から乾燥室壁面までの距離」を適正に設定することが必要と思われた。3)模型内の風速値を計測して、乾燥装置内の位置別における風速特性を把握した。
研究分担製材乾燥科
戦略森林・林業・木材産業
予算区分受託(民間)
専門木材加工
部門
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030102364
収録データベース研究課題データベース

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