ツキノワグマの保護管理と農林作物被害回避技術の開発

ツキノワグマの保護管理と農林作物被害回避技術の開発

県名島根県
研究機関名島根県中山間地域研究センター
課題種別試験研究課題一覧
研究期間継H15〜17
年度2003
研究対象ツキノワグマ
概要目的:本県のツキノワグマは、日本版レッドデータブックで「絶滅の恐れのある地域個体群」とされている。しかし、養蜂やクリ園での被害も多く、また、錯誤捕獲も多い。そのため、適正な保護管理技術を確立する。得られた成果:平成15年度の捕獲数は、養蜂被害等による有害鳥獣駆除3頭(オス1、メス2)、イノシシ捕獲用の脚くくりワナと捕獲オリによる錯誤捕獲19頭(オス16、メス3)[うち放獣5頭(オス4、メス1)]、狩猟中の緊急避難1頭(オス)の合計23頭であった。捕獲個体の年齢は、1〜13歳、平均5.2歳(オス5.2 メス5.5)であった。胃内容物は、春期から夏期には繊維質、ハチ類、アリ類など、秋期は繊維質、堅果類が多かった。また、11月以降に捕獲された個体は腎脂肪指数が7〜10月に捕獲された個体に比べて高い傾向を認めた。匹見町のルートセンサスでは、堅果類などの豊凶が,クマノミズキでは並作、ミズナラとブナでは凶作であったことから、クマ棚がクマノミズキ24本、ミズナラ1本およびブナ2本であった。計画:有害鳥獣駆除による捕獲個体については、栄養状態などの内臓分析を行う。錯誤捕獲された個体は、発信器を装着して放獣を行い行動圏の調査を実施する。期待される成果:絶滅危機種の保護が図れる。問題点:錯誤捕獲個体の放獣には、抵抗感をもつ住民が大半であり、放獣が困難な場合が多かったので、ツキノワグマについての理解と啓発活動が必要であった。
研究分担総合技術部鳥獣対策グループ
戦略林業
予算区分県単
専門森林機能
部門 
業績(1)島根県におけるツキノワグマの捕獲実態と問題点
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030103062
収録データベース研究課題データベース

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