秋出しパンジーの商品化率向上技術の確立

秋出しパンジーの商品化率向上技術の確立

県名岩手県
研究機関名岩手県農業研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H15〜17
年度2004
研究対象パンジー
概要目的:県北中山間地域における花壇苗生産は、夏秋期の冷涼な気象条件を生かし新たな花き産地づくりとして注目され、平成6年から一戸町小友地区において秋出しパンジーの生産を中心に取り組まれている。そこで、これらに対応し、県北中山間地域における体質の強い花壇苗産地の育成を図るため、夏期冷涼な気象条件や夏期遊休化している育苗関連施設、豊富な堆肥・森林資源など地域資源を有効に活用した技術開発や品目選定及びこれらの地域資源を有機的な結びつきによる産地支援体制の提示等を目的とするものである。
到達目標:(ア) 秋出しパンジーの商品化率向上 現状 商品化率(出荷数/播種数)60% → 目標 75%発芽率(発芽数/播種数)80% → 目標 90% 鉢上げ率(鉢上げ可能数/播種数)75%80% 育苗管理難品種鉢上げ率50% → 目標60%(イ) 地域資源を有効活用した作業性やコスト等に優れた鉢上げ用土の開発用土 鉢あたり重量 250g目標
(ウ) 地域資源有効活用による環境保全型農業の実践
(エ) 好適な鉢上げ用土の物理化学性等基準表の策定
(オ) 県北地域に適した収益性の高い秋出しパンジーの補完品目の選定と栽培技術マニュアルの策定
予定成果(初年目):(1)秋出しパンジーの適正なセル苗低温処理と貯蔵条件が明らかになる。
(2)秋出しパンジーの鉢上げ用ポットの種類が明らかになる。
(3)優良な鉢上げ用土の素材が明らかになる。
成果:ア パンジー「F1ベッダー・イエロー」は発芽勢の向上のためには、5−10℃で5−7日間程度処理するのが望ましい(平成7年度 奈良農試)。  
イ パンジー「F1インペリアル・クリアエロー」を播種後30日間セル成型トレイで育苗し、その後、暗黒下で約50〜80日8月末から9月末にかけて約0℃で貯蔵した結果、安定した出荷が得られた(平成3年度 奈良農試研報)。  
ウセル苗の低温貯蔵技術において、低温と照明をうまく組み合わせれば苗の老化防止が図られ、鉢替え時の労力分散が可能になるものと考えられる(平成11年度 農耕と園芸)。
エ ニチニチソウの小型容器栽培では、黒よりも白のポリポットを用いることにより根巻きが抑制され、定着後の活着が若干促進された(平成11年度 和歌山農技セ) 
オ花壇苗鉢上げ用土を黒ボク土とバーク堆肥の配合のみで作成した場合、試験区ごとの生育差はあまり見られなかったが、バーク堆肥の配合割合は50%を越えない方がよいと思われた(平成11年度 大分温泉花研)。
カ パンジーの鉢上げ用土について、ピートモスあるいは籾殻の好適割合は25〜50%が適当となり、また、鉢上げ用土の素材としての籾殻利用が見られた(平成13年度 石川農研)。
研究分担産地育成
戦略園芸
予算区分県単
専門栽培生理
部門花き
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030106601
収録データベース研究課題データベース

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