廃菌床を活用した家畜排せつ物堆肥化技術の開発

廃菌床を活用した家畜排せつ物堆肥化技術の開発

県名和歌山県
研究機関名和歌山県農林水産総合技術センター畜産試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H15〜17 
年度2004
研究対象
概要[目的]耕種農家は長期間堆積した完熟堆肥を望んでいるが、畜産農家では堆積スペースに余裕のないところが多い。また、現在副資材に針葉樹主体のオガクズの使用が多く、このオガクズには成育阻害物質が含まれ堆肥化によって減少させるのにかなりの長期間を要するといわれている。また菌床シイタケは近年生産量が増加し、年間約1900トンの廃菌床が県内で産出されている。これら木材腐朽菌には、アンモニア揮発量低減効果があるといわれ、成育阻害物質の減少効果も期待する中、廃菌床を敷料や堆肥副資材として使用することにより、良質堆肥の短期間生産を検討する。[計画]平成15,16年度はブロイラー鶏ふんとシイタケ廃菌床を容積比1:2の割合で混合し、17年度は採卵鶏ふんとシイタケ廃菌床の割合を変え、その時のアンモニア揮発量及び腐熟度、堆肥化期間等を廃菌床を混合しなかったものと比較試験を実施する。[成果]平成15,16年度の試験結果は、まず発芽試験については、発芽率・根長指数ともに試験区(鶏ふんとシイタケ廃菌床混合)のほうが良い成績であった。堆肥熟度簡易判定器による微生物の酸素消費量の測定結果でも試験区のほうが良い成績であった。これらからシイタケ廃菌床を鶏ふんに混合することにより堆肥化期間をかなり短縮できるものと思われる。[残された問題点等]アンモニア揮発量低減効果と廃菌床混合割合との関係を実証し、堆肥化過程における悪臭低減効果について検討が必要。
研究分担生産環境部
戦略畜産
予算区分県単
専門環境
部門堆肥
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030112139
収録データベース研究課題データベース

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