飼料作物周年栽培体系確立試験
飼料作物周年栽培体系確立試験
県名 | 愛媛県 | ||
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研究機関名 | 愛媛県畜産試験場 | ||
課題種別 | 試験研究課題 | ||
研究期間 | 継H15〜18 | ||
年度 | 2004 | ||
研究対象 | 飼料稲 | ||
概要 | 飼料用稲専用収穫機を使って、簡易耕起栽培による他作物(イタリアンライグラス、エンバク、スーダングラスなど)の収穫・調製技術に係る汎用性利用技術を実証し、飼料用稲と他作物を組み合わせた低コスト周年栽培体系の検討に併せ、本県に適した飼料用稲の栽培技術を検討した。 飼料用稲とイタリアンライグラスを組合わせた体系では、イタリアンライグラスの簡易耕起法は、慣行法と同等以上の生育、収量が得られた。また、専用収穫機で収穫したイタリアンライグラスラップサイレージの発酵品質(V-score)は、慣行2kg区で67、慣行4kgで82、簡易・2kg区で74、簡易・4kg区で73となり、全平均で74と品質は「可」であった。前作のイタリアンライグラス有無や栽培法の違いが、翌年の飼料用稲の生育や収量に及ぼす影響は認められなかった。 スーダングラスにおける簡易耕起法の検討では、生育・収量は、品種、播種時期にかかわらず、慣行法との間に有意な差は認められなかった。 | ||
研究分担 | 経営室 | ||
戦略 | 畜産 | ||
予算区分 | 受託(独法) | ||
専門 | 栽培生理 | ||
部門 | 草地・飼料 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030113272 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |