転作田における8,9月出しギクの高収益・省力作業体系の確立

転作田における8,9月出しギクの高収益・省力作業体系の確立

県名宮城県
研究機関名宮城県農業・園芸総合研究所
課題種別試験研究課題
研究期間継H16〜18
年度2005
研究対象キク
概要転作田における8,9出しギク栽培について高収益・省力化の面から技術体系を確立し、花き振興を図るとともに、水稲担い手集団の所得の向上・経営の安定化を図る。露地栽培における8、9出し直挿し栽培技術の確立 (露地栽培に適した直挿し技術の確立、作期調整技術の確立)。露地ギクの省力・軽労化作業体系の確立(簡易直挿し機の開発,省力管理作業体系の開発,省力・軽労化作業体系の実証,労働分析)。省力作業体系の経営分析(直売所における需要期のキク販売の実態及び消費者の動向分析、市場及び直売流通を加味したキク栽培経営体系の確立)。 直挿し栽培では、直挿し後不織布を被覆し、かん水は10日程度十分に行う必要があると思われた。8月出しにおける不織布の被覆期間は、輪ギク、小ギクとも25〜30日が適した。9月出し輪ギクでは切り花品質等から無摘心、不織布被覆栽培が優れたが、摘心栽培も有望と思われた。摘心時期は9月出し輪ギク小ギクとも作業面から発根促進処理前が有効。活着のための省力的なかん水方法等の検討及び現地試験を行う。8月出しでは、直挿し栽培における摘心・無摘心別のエテホン処理の有無や処理回数の開花時期や切り花品質を品種ごとに明らかにした。現地試験において確認を行う。苗の植え付け姿勢は慣行の垂直直挿しが最も生育がよいが斜め植でも市場出荷可能であった。手押し式直挿し器と移植へら型移植器を試作し、直挿し作業の可能性が示唆された。また、苗送り機構の検討も行い、可能なことが示唆された。効率の良い使用法を検討する。転作田における除草効果や労力などを検討したところ、直挿し前の土壌処理剤散布と中耕で生育・品質に影響のない程度に抑草できることが示唆された。ブームスプレヤーを使用した防除では、吊り下げノズルを改良し、散布精度を高めることができた。吊り下げノズルの軽量化を検討する。 提案する省力作業体系は33%の削減となった。直売所での需要期出荷では切り花長より価格・開花程度が重視される傾向が見られた。省力作業体系は、経費は慣行より高くなるが省力により1時間当労働報酬は高くなった。
研究分担情報経営部
予算区分県単
専門農業機械
部門花き
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030117447
収録データベース研究課題データベース

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