有機JAS規格を目指した水稲栽培技術の確立研究  1 有機栽培による稲体の強化と品質食味の向上

有機JAS規格を目指した水稲栽培技術の確立研究  1 有機栽培による稲体の強化と品質食味の向上

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H16〜17
年度2005
研究対象水稲
概要目的:有機栽培稲の特徴を明らかにする。育苗時に施用した珪酸資材によるいもち病抵抗性反応を細胞レベルで明らかにする。
得られた成果:(i)5月の天候はやや不良であったが、活着と初期生育は良好であった。m2当り籾数は概ねコシヒカリの正値(28,000粒/m2)となった。登熟歩合や千粒重は高く、粒厚1.85mm以下のくず米は少なかった。玄米品質では、整粒歩合は70%を上回ったが1穂着粒数が多くなったため乳白粒がやや多かった。(ii)有機栽培圃場では、深水管理の影響から最高分げつ期の草丈が長くやや徒長気味となった。現地Aでは機械除草による欠株も影響し茎数は少なく推移した。両圃場とも、茎数不足から穂数が少なく1穂着粒数は多めであったがm2籾数は少なくなった。このため収量は低く、特に、現地Aでは雑草の多発が重なり低収となった。登熟歩合はやや低く、くず米がやや多くなった。外観品質は、その他未熟がやや多かった他には障害はなく慣行栽培と大差は無かった。有機圃場では、登熟後半まで下葉までの生葉率が高く稲体活力が保たれたことが伺えたが、収量や品質との関係は判然としなかった。(iii)珪酸資材を育苗時に施用したイネの本田におけるいもち病抵抗性の向上には、細胞レベルの反応が関与すると考えられた。
研究分担作物栽培G
予算区分県単
専門栽培生理
部門水稲
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030120277
収録データベース研究課題データベース

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