飼料作物周年栽培体系確立試験
飼料作物周年栽培体系確立試験
県名 | 愛媛県 | ||
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研究機関名 | 愛媛県畜産試験場 | ||
課題種別 | 試験研究課題 | ||
研究期間 | 継H15〜18 | ||
年度 | 2005 | ||
研究対象 | 飼料稲 | ||
概要 | 飼料用稲専用収穫機を使って、簡易耕起栽培による他作物(イタリアンライグラス、エンバク、スーダングラスなど)の収穫・調製技術に係る汎用性利用技術を実証し、飼料用稲と他作物を組み合わせた低コスト周年栽培体系の検討に併せ、本県に適した飼料用稲の栽培技術を検討した。 飼料用稲とイタリアンライグラスを組合わせた体系では、イタリアンライグラスの簡易耕起法は、慣行法と同程度の生育、収量が得られた。また、専用収穫機で収穫したイタリアンライグラスラップサイレージの発酵品質(V-score)は、予乾・無添加区のみが74「可」であったのを除いては、80以上の「良」を示した。また乳酸菌資材を利用することで、発酵品質の改善が認められた。 スーダングラスの検討では、原料草の水分はうまかろーるが83.2%、シュガースリムが68.1%であったが、予乾することで、それぞれ64.9%、72.9%まで低下したが、予乾することで収穫は刈取部へ草が巻き込み、専用収穫機を停止させる必要があったため、作業時間は増加した。 | ||
研究分担 | 経営室 | ||
予算区分 | 受託(独法) | ||
専門 | 栽培生理 | ||
部門 | 草地・飼料 | ||
パーマリンク | https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030123776 | ||
収録データベース | 研究課題データベース |