イチゴ炭疽病潜在感染と薬剤耐性菌の迅速同時診断技術の開発

イチゴ炭疽病潜在感染と薬剤耐性菌の迅速同時診断技術の開発

県名奈良県
研究機関名奈良県農業総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間新(18)〜(20)
年度2007
概要イチゴ炭疽病菌の検出と薬剤耐性遺伝子診断を同時に行う迅速診断技術を開発することが目的。1.イチゴ炭疽病潜在感染と薬剤耐性菌の迅速同時診断技術の開発 1)潜在感染源の網羅的探索と高頻度感染部位の特定 本菌は、土壌中では数週間生存し土壌伝染すること、雑草では枯死後に胞子形成することが明らかになった。問題点としては雑草上での胞子形成後の耐久生存期間や条件が明らかでないことである。 2)イチゴ炭疽病菌特異的DNAマーカーによる検出技術の確立 前培養とnested-PCRにより、潜在感染株から炭疽病菌を安定的に検出することができた。今後、新たに開発したイチゴ炭疽病菌特異的プライマーを用いたPCR検出の検討と検出技術の簡便化が必要である。 3)マルチプレックスPCR法等による炭疽病菌の迅速検出と薬剤耐性同時診断技術の開発 炭疽病菌を含む菌種とベノミル耐性菌は、マルチプレックスPCR-RFLP法により同時検出が可能となった。今後、イチゴ炭疽病菌とベノミル耐性菌を同時に検出する必要がある。 4)イチゴ苗生産における迅速同時診断技術の実証 現地分離菌は、病原性および非病原性菌が混在しているが、イチゴ炭疽病特異的プライマーは病原性菌のみを識別するのに有効であった。今後、本プライマーを用いたPCRによる直接検出の現地適応性を調査する必要がある。、、、
研究分担病害防除
予算区分受託(農林水産省)
業績(1)選択培地によるベノミル剤耐性イチゴ炭疽病菌Glomerella cingulataの潜在感染株および育苗培養土からの検出
(2)リーフディスクと選択培地を用いたイチゴ炭疽病の有効殺菌剤の検索および展着剤の影響
(3)イチゴ炭疽病感染株に対するジエトフェンカルブ・チオファネートメチル水和剤の防除効果に及ぼす潅水方法温湿度の影響
(4)イチゴ炭疽病菌の土壌伝染による苗の発病
(5)保護殺菌剤によるイチゴ炭疽病の体系防除
(6)PCR法によるイチゴ潜在感染株からの炭疽病菌Colletotrichum gloeosporioidesの検出
(7)各種雑草葉でのイチゴ炭疽病菌Colletotrichum gloeosporioidesの分生胞子形成
(8)イチゴ炭疽病菌における薬剤作用点たんぱく質遺伝子の耐性変異とその普遍性
(9)イチゴから分離されたColletotrichum gloeosporioidesの遺伝子多型と病原性
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030141824
収録データベース研究課題データベース

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