牛の選抜におけるDNAマーカー情報の活用

牛の選抜におけるDNAマーカー情報の活用

県名北海道
研究機関名北海道立畜産試験場
課題種別試験研究課題
研究期間平成18年〜21年
年度2008
概要目 的:、黒毛和種の枝肉形質や抗病性に関与するQTL(量的形質遺伝子座)の同定と効果検証を行なう。また選抜効率を向上させるため受精卵におけるQTL解析技術を開発する。さらに効果検証の行なわれたDNAマーカー情報を用いて、種雄牛や繁殖雌牛の選抜を行なう。、成績:、(1)A家系のサンプル数を1,216頭分まで追加してQTL解析を行なったが、枝肉形質についてはCW1以外に選抜に活用可能となりうるQTLは認められなかった。、(2)内臓廃棄の主要な形質である肝膿瘍、肝包膜炎、胃炎、脂肪壊死の遺伝率はそれぞれ0.01、0.01、0.01および0.12であった。A家系1,084頭についてこれらの形質に対してQTL解析の結果、19番染色体上に肝包膜炎について染色体レベルで有意(p<0.05)な連鎖があることを明らかにした。最も近傍にあるMSマーカーのタイプ別に肝包膜炎の発生を調査したところ、B/BはB/D、D/Dのタイプと発生率に差があり、内臓廃棄の形質についてもマーカーアシスト選抜できる可能性が示された。、(3)受精卵移植により生産した子牛3頭の性別および遺伝病診断結果は、F11の誤判定1例を除きすべて受精卵における結果と一致した。マーカー解析の判定精度は、マーカーによって異なった。、(4)調査した繁殖雌牛149頭について、CW1がQ/Qは53頭、Q/qは71頭、q/qは14頭、不明11頭であった。そのうち枝肉重量の育種価が判明している59頭で効果の検証を行なったところ、枝肉重量育種価の平均値はQ/Q:35.1kg、Q/q:25.4kg、q/q:20.8kgであった。、
研究分担家畜研究部肉牛育種科、基盤研究部受精卵移植科・遺伝子工学科
予算区分道単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030145137
収録データベース研究課題データベース

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