山菜王国やまがたの次期主力山菜の開発

山菜王国やまがたの次期主力山菜の開発

県名山形県
研究機関名山形県森林研究研修センタ−
課題種別試験研究課題
研究期間新H20〜22
年度2008
概要目的:本県は山菜王国として知名度が高いが、天然採取量の減少や現品目栽培での他県産シェアの拡大が課題であり、山菜王国として地位を維持するには次期主力品目栽培についてのいち早い技術開発が必要である。このため、その候補であるコシアブラ、ゼンマイ、ネマガリタケについて、栽培上の課題となっている効率的な増殖及び育成期間の短縮について検討し、次期主力山菜の栽培技術を開発する。、、成果:コシアブラについては、育成期間が短縮できる実用的な方法の1つと考えられる苗の山採りが可能か試験した。苗の採取は時期を変えて行い様々な大きさのものを採取した。また、採取方法は、引き抜く方法と、周囲を離して掘り土をつけたまま持ち帰る方法の2つにより行った。その結果、大きさ、採取の方法、採取時期にかかわらず苗は活着した。、ゼンマイについては、胞子での効率的な増殖を検討する中で、従来、発芽能力低下により採取直後に播き付け時期が限定されているため、生産者の都合に合わせて播き付け時期を調節することが可能となるよう、胞子を保存できるかを、常温・冷蔵(4℃)・冷凍(−18℃)の3つに分けて保存し、素寒天培地に播き付けて試験を行った。その結果、胞子は、常温で35日間、冷蔵で125日間、冷凍で260日間以上の保存が可能であることがわかった。、ネマガリタケについては、過去の研究で組織培養による生産が可能となったポット苗の初期成長が極めて遅く園地化が困難であるため、より大きい苗を生産し計画的に栽培する方法を検討した。その中で、苗の養成には移植が必要なため、若い稈とその周囲のランナーのみの移植が可能かどうか試験した。また、移植苗の活着が不良であることの原因が元株からの切り離しによるものかどうかを調べるため、当年生の稈(元株から伸びるランナーの最先端部が地上に立ち上がったものと、ランナーの途中から立ち上がったものの2種類がある)について元株側のランナーを切り離す試験をした。その結果、ランナーの最先端部が立ち上がった当年生の稈はランナーを切断すると枯れ、途中から立ち上がった稈は枯れないことがわかった。
研究分担森林研究研修センター
予算区分県単
業績(1)ゼンマイ胞子の保存温度による発芽状況
(2)ゼンマイの早期安定生産に向けた栽培方法について−胞子の保存可能性についての検討−
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030146769
収録データベース研究課題データベース

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