太陽熱を主体とした蓄熱・保温システムの実用化についての検討

太陽熱を主体とした蓄熱・保温システムの実用化についての検討

県名宮城県
研究機関名宮城県農業・園芸総合研究所
課題種別試験研究課題
研究期間完H18〜21
年度2009
概要目的:、 これまで行ってきた太陽熱を有効活用できる空気膜二重構造ハウスに,水蓄熱を装備した新省エネルギーシステムを構築する。これらにより,地下水の供給よりもさらに5℃程度高い管理温度まで対応できる新しい保温暖房システムの実用化に向けた可能性を検証する。、成果:、(1)晴天日の集熱,放熱の状況を示した。タンク内水温が低いうちは,ファンコイルによる集熱が行われ,タンク内水温が20℃以上となってからはヒートポンプとミストによる集熱が行われ,タンク内の水温は40℃以上まで上昇した。また,地下に埋設した熱交換パイプによって土中蓄熱も行われた。一方,気温が低下してからは,まず,ファンコイルによる放熱が行われ,水温が低下してから,HPを介した放熱が行われた。最終的には蓄熱を開始したときとほぼ同様,10℃程度まで水温は低下した。、(2)晴天日は屋外日射の33〜45%が集熱された。ファンコイルとHPによって80〜90%が放熱され,直接暖房に利用された。残り10%は土中蓄熱を介して地温の上昇につながり,地中伝熱として間接的に室内の暖房に利用されたと考えられる。晴天時の集熱と放熱のCOPはシステム全体として3以上となり,昨年試作したウォーターカーテンによる集熱システムより効率が高かった。対照ハウスにおけるエネルギー消費量(=温風暖房機による灯油消費量)は5〜13.5万kcalであった。実験ハウスのエネルギー消費量は晴天日で50〜60%となり省エネルギー効果が確認された。
研究分担情報経営部
予算区分受託(民間)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030155074
収録データベース研究課題データベース

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