ノリの最適養殖条件に関する研究

ノリの最適養殖条件に関する研究

県名宮城県
研究機関名宮城県水産技術総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜22
年度2009
概要目的:本研究では漁場環境とノリの生育・色調の関係を把握し,漁場ごとの適正栄養塩条件を明らかにすることを目的とする。、計画:主要4漁場において栄養塩濃度とノリの色調の把握を行う。、成果:(1)三態窒素濃度の変動は4漁場とも比較的似たパターンを示した。秋芽網期は,花渕は10月中旬,大浜,仙台は10月下旬,花渕,仙台は11月下旬,生草,大浜は11月下旬〜12月上旬,さらに仙台では12月下旬に三態窒素濃度が2μg-atm/l以下の極端に低い状態がみられた。冷蔵網期は,生草,大浜,仙台で2月中下旬,仙台ではさらに3月上旬に2μg-atm/l以下の極端に低い状態がみられた。、(2)それぞれの漁場で調査期間中3〜26回摘採し,生ノリと板ノリをサンプリングした。色彩については解析中。、(3)秋芽網期には,各漁場で10月中下旬および11月下旬〜12月上旬に肉眼的な色落ちが確認された。これらの期間は,三態窒素濃度が2μg-atm/l以下で継続した時期と概ね一致した。冷蔵網期では各漁場とも三態窒素濃度が低下した2月中旬頃から色調が低下したが,3月に入ると回復の傾向がみられた。、(4)11〜4月に6回,沿岸定線調査の際に16地点の表層水をサンプリングし,沖合いの栄養塩濃度を把握した。、(5)10〜3月の塩釜市における降水量をみると,各漁場で栄養塩濃度の低下がみられた10月中旬,11月下旬,2月中下旬は旬合計降水量が10mm未満と少なかった(平均27mm)。10〜3月の石巻市における最大風速が10mを超えた日は合計60日であったが,栄養塩濃度の低下がみられた10月中下旬は1日,11月下旬は0日,2月中下旬は1日のみであった。これらのことより,気象条件が栄養塩濃度の低下に影響を及ぼしたと推察される。
研究分担養殖生産部
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030155240
収録データベース研究課題データベース

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