秋さけ来遊資源安定化推進事業

秋さけ来遊資源安定化推進事業

県名宮城県
研究機関名宮城県水産技術総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜24
年度2009
概要目的:秋さけ回帰率向上のための試験調査,ふ化場への技術指導及び来遊量予測の試験調査を実施する。、計画:1 回帰資源調査〔(1)沿岸漁獲量調査(2)河川遡上量調査(3)来遊予測〕,2 沿岸環境調査,3 生産技術調査、成果:1 回帰資源調査(平成21年度)、(1)沿岸漁獲尾数は,漁獲数2,907,795尾(北部:57.9%,中部:37.8%,南部:4.3%)となった。今年度の漁獲パターンは10月下旬と11月中旬にピークを持つ二峰型であった。、(2)河川捕獲尾数は,312,081尾,採卵数は83,310千粒で,捕獲尾数は前年より若干増加し,卵を前年並みに確保した。県全体の採卵盛期は例年同様11月上旬から11月下旬であった。鱗による年齢査定の結果,例年通り4歳魚の回帰割合が高く,全体の61.1%を占めた。、(3)来遊予測尾数は,平均回帰率法で3,040,816尾,平均年齢組成法で3,959,203尾と推定されていたが,今年度の河川遡上尾数はそれぞれの推定尾数に対して108.4%,68.2%。沿岸来遊尾数は105.8%,81.3%となり,河川遡上尾数,沿岸来遊尾数ともに平均回帰率法による推定尾数を上回る結果であった。、2 沿岸環境調査、 平成20年級放流稚魚の離岸期である4〜6月の海況は,4月には沿岸海域では親潮系冷水の影響を受ける一方,沖合海域を中心に昇温傾向,5月には沿岸から沖合海域において暖水の影響を大きく受けた。、 平成21年9〜11月の海況は,9月には表面水温は平年より低め,10月には沖合海域100m深で4〜5℃台の冷水域が見られ,11月には142°00′E以東38°00′N〜38°30′Nにかけて平年より極めて低い水域が見られた。、3 生産技術調査、 平成20年級放流稚魚(平成21年春放流)は県全体で見ると,適期内の放流且つ適サイズに達しているA区分が61.6%,適期前であるが適サイズで放流のB区分が1.0%と優良種苗の合計が62.6%で,尾数は40,616千尾であった。平成21年回帰主群の3〜5年魚はそれぞれ平成17〜19年級放流群であり,県全体でA・B区分の割合が6割を超えた良好な稚魚放流が行われていたことが高回帰のひとつの原因と考えられた。
研究分担養殖生産部、気仙沼水産試験場、内水面水産試験場
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030155244
収録データベース研究課題データベース

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