国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立

国産飼料を活用した牛肉生産技術の確立

県名福島県
研究機関名福島県農業総合センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H18〜H22
年度2009
概要目的:原料をほぼ輸入に頼っている濃厚飼料において、国産飼料の割合を高めた飼料給与技術を確立し、飼料自給率向上を図る。、成果: 肉用牛経営での濃厚飼料の国産自給率を向上することを目的に、圧ぺんモミ及びSGS(イネソフトグレーンサイレージ)を肉用牛に給与し、代替効果について検討した。また、損耗防止対策として、瞳孔反射速度測定によるビタミンA欠乏症の簡易測定法の検討を行った。、(1)5〜10ヵ月齢の育成期間に、配合飼料のTDNベースで25%及び35%を圧ぺんモミに代替して給与した結果、慣行給与区との比較において発育に大きな差は見られなかった。配合飼料摂取量についても大きな差は見られなかったことから、配合飼料のTDNベースで35%まで圧ぺんモミで代替給与できることが明らかとなった。、(2)飼料用イネのもう一つの利用法であるSGSの5〜10ヵ月齢の育成期間における限界給与量を調査した結果、TDNベースで代替率12%が限界であることを明らかにした。なお、SGSは開封後、アルコール発酵により嗜好性が悪化するので2次発酵防止対策をおこなう必要がある。、(3)13〜28ヵ月齢までの肥育全期間、慣行配合飼料中に24%含まれる圧ぺん大麦を全量圧ぺんモミに代替して給与した結果、慣行区と代替区の比較において、体重とDGに有意な差は認められなかった。また、配合飼料・稲ワラの原物摂取量でも大きな差は見られなかった。枝肉重量と脂肪交雑の指標となるBMSNo.は、慣行給与区で476kg、5.5、大麦24%代替給与区で461kg、6.4となり、BMSNo.においては大麦24%代替給与区で有意な差は認められいが若干良い結果を示した。また、上物率(AB4、5率)もそれぞれ50%、75%と圧ぺんモミを給与した区で良い結果が得られた。、(4)接写及びビデオ機能付きのコンパクトデジタルカメラを用い、簡易に光に対する瞳孔反射時間を測定する方法を考案した。今後は例数を増やし走行反射時間と血中ビタミンA濃度の関係を明らかにする。
研究分担畜産研究所
予算区分受託(独立行政法人)
業績(1)飼料摂取量を維持させる肥育方法(黒毛和種去勢)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030155601
収録データベース研究課題データベース

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