4 きれいな米づくりのための栽培技術確、立研究、 3) 低温条件での籾黄化率と青米率の関係

4 きれいな米づくりのための栽培技術確、立研究、 3) 低温条件での籾黄化率と青米率の関係

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜22
年度2009
概要目的:近年、コシヒカリの高温登熟による品質低下が問題視されているが、本年のような低温での登熟では成熟期の遅延や未熟粒の発生が懸念される。そこで、低温での登熟条件下で籾黄化率と籾水分、青米率の関係を調べ、青米による品質低下の傾向を明らかにするとともに、刈り取り適期の判断材料に資する。、【方法】 「コシヒカリ」について栽植密度15.2株/m2(50株/坪)で5月1日に移植した。播種量は150g(乾籾)/箱とした。施肥は基肥N成分量2.0kg/10a、穂肥1回目N成分量1.5kg/10a、2回目N成分量1.0kg/10aとした。1穂の籾黄化率60%〜100%までの期間の籾水分、青米率を調査し、低温年における刈り取り適期を検討した。、成果:出穂期は8月3日、籾の黄化率85%を目安にした成熟期は9月9日であった。出穂期から穂全体の籾が黄化した9月4半旬までの半旬毎の平均気温は、最大で平年比−3℃、期間平均で平年比−1.3℃であり、低温傾向で推移した。日照時間は8月1、2半旬で少なかったが、8月3半旬以降は平年並みであった。、出穂37日後の籾黄化率は86%であり成熟期となったが、籾水分は26.0%と高く、刈り取りに適する25%未満の籾水分まで低下したのは出穂39日後で、籾黄化率は92.1%であった。出穂後39日間の積算気温は979℃で、概ねコシヒカリの登熟積算気温980〜1,100℃の範囲内であった。、出穂37日後(成熟期)の青米率は16.5%と高く、出穂39日後(刈り取り適期)でも18.1%と高かった。出穂40日後に30.5mmの降雨があり、出穂42日後(籾黄化率97.7%)でも14.1%と低下しなかったが、出穂44日後(籾黄化率98.7%)には4.0%まで低下した。、以上、登熟期間が低温で推移すると、籾黄化率が成熟期の目安の85%になっても籾水分の低下が不十分な場合もあり、刈り取り時に籾水分の確認が必要であると考えられた。また、胴割粒の発生等に留意し、刈り取り時期を籾黄化率98%程度まで遅らせることが青米率の低下に効果的と考えられた。、
研究分担作物栽培G
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030157470
収録データベース研究課題データベース

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