アスパラガス長期どり栽培における多収技術の確立

アスパラガス長期どり栽培における多収技術の確立

県名長野県
研究機関名長野県野菜花き試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜24
年度2009
概要目的:場内及び現地における低収、高収圃場の作型、土性、栽培条件等を把握し、多収要因を解析するとともに、データベース化して圃場カルテを作成する。かん水量とかん水方法が収量に及ぼす影響を調査し、省力的なかん水技術を確立する。また、培土量の違いが収量に及ぼす影響、長期どり栽培に適した品種の選定、土壌理化学性の改善に適する有機物の選定を行う、、結果:県下37圃場について、平成20年度から継続して収量と栽培条件等を調査し、データベースを作成した。収量と茎枯病発病度、立茎本数及び平均茎径との間には比較的高い相関がみられた。茎枯病は雨よけ栽培で発病度が極めて低かった。収量はかん水量30mm/週以上で高く、高温期には45mm/週で高かった。7月下旬以降の収量は30mm/週区に比べ45mm/週区で高い傾向がみられたが、この時期の土壌pFは30mm/週区では2.5を超えていたのに対し、45mm/週区は2.0〜2.3で推移した。かん水方法はうね間かん水とうね上点滴かん水では収量に大きな差はみられないものの、高温期にはうね上点滴かん水の方がりん芽群付近の土壌が安定して湿潤となり、増収効果が高かった。培土量とかん水の有無の2要因で試験を行った結果、同じ培土量の区ではかん水を行った区で収量が高く、特に培土5cmではかん水による増収効果が著しかった。1茎重は培土が厚いほど大きく、かん水により更に大きくなる傾向がみられた。2年株における夏秋どり収量は、PA012、ゼンユウヨーデル、PA013、SK-011、PA014、コロポックルの順で高かった。1茎重はPA013、SK8-014、PA012、スーパーウェルカムで大きかった。収穫本数はゼンユウヨーデル、PA012、コロポックルで多かった。若茎穂先の開き程度はSK8-009、ゼンユウヨーデル、ゼンユウメーデル、PA012が優った。2年株における夏秋どり収量は牛糞堆肥区で高く、次いでコーンコブ堆肥区、無処理区の順であった。1茎重は無処理区に比べ有機物施用区で大きかった。、 平成20年秋の亜リン酸肥料の葉面散布により春どりの収量が高まる傾向がみられた。平成21年秋処理では、茎葉刈り取り期の貯蔵根Brixに処理区間差が認められず、平成20年と異なる傾向であった。緩効性肥料を用いた全量1回施肥により施肥の省力化と肥料削減が可能であった。亜リン酸肥料の葉面散布効果を調査したところ、平成20年は効果がやや認められたが平成21年は判然としなかった。緩効性肥料を用いた全量1回施肥を検討し、施肥に適する肥料の種類がおおむね選定できた。緩効性肥料を用いた全量1回施肥により施肥の省力化と肥料削減が可能であった。、
研究分担野菜部、環境部、
予算区分都道府県単
業績(1)アスパラガス(Asparagus officinalis L.)の長期どり栽培における密植が収量,品質,生育に及ぼす影響
(2)アスパラガスの長期どり栽培における株養成の違いがその後の収量,品質,生育に及ぼす影響
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030158051
収録データベース研究課題データベース

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