省資源型農業の生産技術体系の確立

省資源型農業の生産技術体系の確立

県名岡山県
研究機関名岡山県農業総合センター農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間新(H21〜25年度)
年度2009
概要「目的」土壌肥沃度に応じた適正な施肥管理技術を明らかにするため、土壌のリン酸及びカリウム肥沃度の異なる水田で、リン酸・カリウムの施肥量を変え、水稲の収量・品質、土壌の化学性の変化を5年間継続調査し、土壌のリン酸及びカリウム肥沃度に応じた減肥指針を策定する。、「成果」リン酸肥沃度が同じ土壌ではリン酸施肥量を変化させても、水稲の生育、収量、玄米品質、リン酸吸収量に差はなかった。また、土壌のリン酸肥沃度の違いはなかった。カリウム肥沃度が同じ土壌ではカリウム施肥量を変化させても水稲の生育、収量、玄米品質及びカリウム吸収量に差はなかった。土壌のカリウム肥沃度の違いでは、肥沃土高の土壌で生育初期の草丈及び収穫期の稈長が長くなりカリウム吸収量、籾数が増加し登熟歩合が低下する傾向がみられた。リン酸では、水稲栽培前後の土壌を比較すると、前地土壌の有効態リン酸含量が少ないほど跡地土壌でのリン酸の減少量が少なくなる傾向があった。土壌のリン酸含量の多少により水稲によるリン酸吸収量に差がなかったことから、土壌中で有効態リン酸が減少すると他の形態のリン酸が有効化することが示唆された。また、リン酸肥沃度が低い土壌では、水稲栽培前の有効態リン酸含量が水田土壌の改良目標値の下限程度であったが、還元状態の継続により鉄と結合したリン酸が遊離し、水稲生育に十分なリン酸が供給されたと考えられた。リン酸肥沃度が中、高の土壌でも十分なリン酸が水稲に供給されていた。水稲栽培前後の土壌を比較すると、カリウム肥沃度高の土壌で栽培後の減少量が多かった。中でも前地土壌の交換性カリウムが30〜50mgの土壌では栽培後一律に25mg程度まで減少した。交換性カリウム含量が30mg以上の土壌では土壌の塩基飽和度が100%を超えており、これを超過する量のカリウムは流亡しやすく、無駄が多くなるものと考えられた。
研究分担化学研
予算区分受託(独立行政法人)
業績(1)家畜ふんたい肥の肥料的効果の評価(第1報)牛ふんたい肥中のリン酸・カリウム含量の変動特性、
(2)家畜ふんたい肥の肥料的効果の評価(第2報)各種家畜ふんたい肥の窒素無機化特性、
(3)土壌施肥管理システムを用いたたい肥等有機物の有効利用
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030159956
収録データベース研究課題データベース

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