v.南西諸島における島しょ土壌耕地の適正管理、高度利用を基盤とした園芸・畑作物の安定生産システムの開発

v.南西諸島における島しょ土壌耕地の適正管理、高度利用を基盤とした園芸・畑作物の安定生産システムの開発

課題番号2010014879
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2006-2010
年度2010
大課題D 地域特性に応じた環境保全型農業生産システムの確立
中課題v.南西諸島における島しょ土壌耕地の適正管理、高度利用を基盤とした園芸・畑作物の安定生産システムの開発
小課題v.南西諸島における島しょ土壌耕地の適正管理、高度利用を基盤とした園芸・畑作物の安定生産システムの開発
大項目試験及び研究並びに調査に係る研究の推進方向
中項目イ 農業の競争力強化と健全な発展に資する研究
摘要1)島しょ特有の土壌における養分動態を解明に関しては、21年度に極強酸性の国頭マージ土壌において、堆肥から放出されるリン酸の量に応じてそばの生育が向上したが、収量を確保するための堆肥の施用量はリン酸の必要量として24kg/10a相当(堆肥換算で1t/10a)であることを明らかにした。この時の堆肥中のカリはそばの生育に必要十分な量であり、化学肥料としてしては不足する窒素分(約4kg/10a)のみを施用すればよいことを明らかにした。2)園芸圃場における新栽培管理体系では、秋冬作レタス栽培において排土型心土破砕機による心土破砕、沖縄型の牛ふん・せん定残さ混合堆肥を夏作の緑肥前に3.5t/10a施用、LP コート主体の元肥全量施用の新施肥法、マルチ内かん水等の個別技術を体系化することで、3Lサイズ(10kg箱14玉入り)以上の大玉の割合が増加するとともに玉揃いが向上し、約2〜4割程度の増収が図られる。現場普及を図るため、体系化技術だけではなく、単独導入が可能な個別技術も選択できるようなマニュアルを作成する。3)そばの安定栽培技術に関しては、南西諸島の冬期温暖な気候を利用し、台風害を回避する秋・冬・春期栽培において、短日条件下での適品種は「さちいずみ」であることを明らかにした。21年度に極強酸性の国頭マージ(赤黄色土)において堆肥1t/10aの施用で増収が図られたが、この堆肥施用量で190〜230kg/10aの玄そば収量を安定して得られることを再度確認した。また、そばの植生やそばワラ全面マルチで、雨水による土壌浸食のうち85〜89 % を抑制できると試算され、サトウキビ、パインアップルに補完作物として導入することで、収益性の向上と環境保全の両立が図られる。
研究分担(独)農業・食品産業技術総合研究機構,九州研,南西諸島農業研究チーム
協力分担関係沖縄県農業研究センター
琉球大学
予算区分技会交付金研究
業績(1)カドミウム汚染農地対策への電気修復法の適用に関する展望
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030162372
収録データベース研究課題データベース

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