b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発

b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発

課題番号2010014944
研究機関名農業・食品産業技術総合研究機構
研究期間2006-2010
年度2010
大課題D 農産物・食品の信頼確保に資する技術の開発
中課題b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
小課題b.流通・消費段階における情報活用技術及び品質保証技術の開発
大項目試験及び研究並びに調査に係る研究の推進方向
中項目ウ 食の安全・消費者の信頼確保と健全な食生活の実現に資する研究
摘要1)農産物・食品の生産情報データベースであるSEICAを中心とした食農インフラの構築によるユビキタス情報利用技術の開発では、POP(商品説明札)のテンプレートに、SEICA上にある生産情報を挿入して、店頭にて簡単にPOPを作成・印刷可能とするソフトウェアを開発した。本ソフトウェアは、SEICAのサイトや研究所のホームページで公開し、無料で配付する。また 、Web頁内に共通メニューやサイト内の関連情報を追加することにより、サイト内の別頁を見る人が増加することを「食品害虫サイト」で実証した。2)微量元素組成による米の国内産地判別法の開発では、21年度に構築した20年産米を用いた産地判別モデルに、試料として新たに21年産米を加え、新潟県産米と福島県・茨城県産米と間では正答率93%以上で、魚沼地区産米と新潟県の他地区産米との間では正答率90%で判別できた。3)遺伝子解析による米の品種判別技術では、4塩基反復数の違いに基づき、ヒトのDNA鑑定と同レベルの正確さを有する米の品種判別法を開発し、日本の主要46品種の相互判別が可能であることを確認した。現在実施中の妥当性確認試験終了後、農林水産省知的財産課にてマニュアルとして公表する。4)アルキルシクロブタノン類の分析による照射食品の検知技術を開発では、アルキルシクロブタノン類の汎用的な抽出・精製・分析技術を確立した。また、未照射でもアルキルシクロブタノン類が存在するという報告があったナツメグについて、未照射では存在せず、照射によって生成することを明らかにし、アルキルシクロブタノン類を指標とする照射検知法の有効性を確認した。一方、光ルミネッセンス法による照射の検知では、バジル、クミン、パセリについて、「分析法の妥当性確認の国際調和プロトコール」に則した15試験室による共同試験にて97〜100%の正答率となり、本方法が妥当な方法であることを検証した。
研究分担(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,計測情報工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品安全研究領域,上席研究員
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品工学研究領域,反応分離工学ユニット
(独)農業・食品産業技術総合研究機構,食総研,食品分析研究領域,分析ユニット
協力分担関係国立大学法人東京大学 
国立大学法人京都大学
(独)農業環境技術研究所
公立大学法人首都大学東京
学校法人近畿大学
(独)農林水産消費安全技術センター
(独)農業生物資源研究所
(社)農林水産先端技術産業振興センター
国立大学法人神戸大学
(独)水産総合研究センター中央水産研究所
予算区分技会交付金研究 委託・食の安全研究[信頼性確保プロ] 委託・先端技術[食品ナノテクプロ] 内閣府競争的資金 文科省・JST競争的資金 文科省・その他 その他
業績(1)X線照射を用いた熱ルミネッセンス法による照射食品検知法の開発と単一試験室における妥当性確認
(2)殺菌処理された香辛料の成分変化のESRによる解析
(3)DNAマーカーによる糯米検出法
(4)照射ニンニクのESR、PSL、TLによる検知
(5)アクセス解析から推定した食品害虫の注目度と浸透度
(6)ウェブアンケートによる食品害虫サイトの利用状況調査
(7)無機元素組成によるカボチャの原産国判別
(8)SSRマーカーを用いたコメの高精度品種鑑定法
(9)食品ナノテクノロジープロジェクトのウェブサイトの開設
(10)放射線照射漢方薬(エキス剤)の照射誘導ラジカルの緩和挙動
(11)放射線照射によるニンニクの萌芽発根抑制効果
(12)照射マンゴー中に誘導されるラジカルの緩和挙動と線量依存性
(13)ESRによるグルコースポリマー中の照射誘導ラジカルの解析
(14)放射線照射したニンニクにおけるラジカルの測定
(15)Identification of irradiated prawn (Penaeus monodon) using thermoluminescence and 2-Alkylcyclobutanone analyses
(16)熱分解型元素分析/ 同位体比質量分析計(TCEA/IRMS)を用いた有機物の水素・酸素安定同位体比の測定方法における留意点とその応用
(17)乳児用成形ミルクのESRによる分析
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030162437
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat