国産材の新需要創造のための耐火性木質構造材料の開発

国産材の新需要創造のための耐火性木質構造材料の開発

課題番号2010015438
研究機関名(独)森林総合研究所,(国)東京農工大学,(国)大阪大学大学院工学研究科,鹿島建設(株)技術研究所
研究期間2008-2010
年度2010
小課題国産材の新需要創造のための耐火性木質構造材料の開発
摘要(1)鋼材や石膏ボードなどを一切用いず、集成材の梁・柱に耐火性能を付与する技術の開発をめざし、荷重を負担する無処理部分の周囲に難燃薬剤を含浸させた木材を配置する方法を考案し、1時間耐火構造のスギ集成材柱・梁の開発に成功した。また、接合方法、壁や床が取りついた場合の火災安全性の検証を行い、実際の建物を想定した試設計を行った。さらに、同様のコンセプトが2時間耐火構造にも適用できることを実験的に証明した。(2)国産カラマツ集成材を用いたEWECS柱、柱-接合部の耐震性能を確認するとともに、L30-40クラスの強度や剛性が劣る国産スギ集成材を用いた場合でも、カラマツ(L110クラス)と同等の靭性に富んだ構造性能を有することを明らかし、実用化に際して十分利用可能な新しい木質ハイブリッド部材を開発した。また、そのEWECS部材に14階建までの建築物建設を可能とする2時間耐火性能を付与する技術を開発した。(3)難燃処理耐火集成材の開発」と、「木質系ハイブリッド(EWECS)部材の開発と耐火性能評価」で開発された耐火性木質構造材料のインベントリ調査を行い、構造材製造までの原単位を作成し、それらのLCA評価を行った。さらに、難燃処理耐火集成材については、モデル建築物を設定し、仕様を揃えて、構造部と基礎に用いられる材料製造までのインベントリ調査を行い、S造、RC造との比較を行った。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
業績(1)木材の難燃化と木造建築物の高層化
(2)EWECS柱の構造性能に及ぼす外殻集成材の樹種の影響
(3)国産スギ集成材を用いたEWECS柱梁接合部の静的加力実験
(4)Development of fireproof glued-laminated timber for use in medium-rise buildings in Japan
(5)難燃処理ラミナを用いた耐火集成材の開発
(6)耐火集成材 国産スギで中高層木造を可能とする新技術!!
(7)耐火木造建築-耐火集成材の開発-
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030162882
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat