中晩柑の夏季出荷を可能とする長期鮮度保持技術の開発

中晩柑の夏季出荷を可能とする長期鮮度保持技術の開発

課題番号2010015551
研究機関名愛媛県,住友ベークライト(株),阪本薬品工業(株),広島県(総合技術研究所),山口県(農林総合技術センター),(独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所
研究期間2009-2011
年度2010
小課題中晩柑の夏季出荷を可能とする長期鮮度保持技術の開発
摘要(1)中晩柑成熟果実で主として働くACC合成酵素遺伝子(CitACS1)およびACC酸化酵素遺伝子(CitACO1)の発現は、カワラヨモギ抽出物処理した果皮組織で抑制されており、これらの遺伝子の発現がカワラヨモギ抽出物処理によるエチレン生成の抑制に関与していることを示唆した。(2)エチレン生成はへたで障害が生じやすい品種や貯蔵条件下で顕著に認められ、「清見」、「河内晩柑」、「せとみ」の間でエチレン感受性の差異が示唆された。 (3)カワラヨモギ抽出物の主成分カピリンの抗菌活性を検討した結果、かんきつ主要病害に対して高い抗菌活性が認められた。(4)清見」を用いて、カワラヨモギ抽出物(カピリン)濃度とエチレン生成、呼吸、果皮障害、へた枯れとの関係を検討したところ、カピリン濃度は100ppm が適当と考えられた。「不知火」及び「河内晩柑」についてもカピリン濃度100ppmによりエチレン生成・呼吸が抑制されたことから、カワラヨモギ抽出物製剤SK-253を有力な候補とした。(5)カワラヨモギ抽出物を処理した「清見」、「不知火」、「河内晩柑」及びレモン果実の呼吸速度を測定し、カワラヨモギ抽出物処理によってこれら中晩柑果実の呼吸が抑制されることを確認した。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030162995
収録データベース研究課題データベース

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