履歴水温管理による水稲の冷害軽減技術の開発

履歴水温管理による水稲の冷害軽減技術の開発

課題番号2010015564
研究機関名(国)岩手大学,(国)山形大学,(独)農業・食品産業技術総合研究機構北海道農業研究センター,岩手県農業研究センター,宮城県古川農業試験場,福島県(農業総合センター),秋田県農林水産技術センター(農業試験場),(地独)青森県産業技術センター,(国)東京大学大学院農学生命科学研究科,(独)農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター
研究期間2009-2011
年度2010
小課題履歴水温管理による水稲の冷害軽減技術の開発
摘要(1)履歴時期と想定する幼穂形成3〜1週間前の水温1℃の上昇で、冷害誘導される不稔歩合が最大5.2%低下することを明らかにした。品種の評価では供試した3品種について履歴水温効果を確認した。生理的なアプローチとして、人工気象条件下で履歴水温効果を再現する実験系を確立し、履歴水温の上昇が充実花粉率を高めることで花粉数を増加させ、耐冷性を高めることを示した。また、履歴時期の水温日較差が耐冷性に作用することを明らかとした。(2)冷害年に実用技術として利用されることを期待する本プロジェクトにおいて、もし冷害年に履歴時期の温度上昇の効果が望めない場合は、出口が閉ざされることとなる。しかし、本年度の試験の解析の結果から、冷害年といっても必ずしも履歴時期の温度が低くないことを明らかとし、実用技術化が可能であることを示した。また、草姿制御の影響については、疎植ならびに深植条件で最高水温は高まるものの、最低水温が低くなり、日平均としては高まらないことを示した。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
業績(1)Effect of high water temperature during vegetative growth on rice growth and yield under a cool climate
(2)Genotypic variation in rice cold tolerance responses during reproductive growth as a function of water temperature during vegetative growth
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030163008
収録データベース研究課題データベース

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