高温多湿期の施設葉菜類への株元送風換気による病害生理障害の一石二鳥抑制技術の開発

高温多湿期の施設葉菜類への株元送風換気による病害生理障害の一石二鳥抑制技術の開発

課題番号2010015566
研究機関名大阪府環境農林水産総合研究所,(株)日本医化器械製作所,公立大学法人大阪府立大学,3705
研究期間2009-2011
年度2010
小課題高温多湿期の施設葉菜類への株元送風換気による病害生理障害の一石二鳥抑制技術の開発
摘要(1)送風機、温湿度センサー、タイムスイッチ等からなる(1)葉菜類株元の除湿のための送風装置および(2)葉菜類株元を冷却するための冷気送風装置を試作し、葉菜類ほ場での実用性試験を行った。(2)コマツナの光合成速度は、比較的若齢の植物体では風速の影響を受け、風速4 m/s以上で送風すると光合成が促進されることを明らかにした。また、ハウス内において、上記の条件で送風し、風の流れを可視化したところ、群落内の空気が畝の外部に押し出されていることが確認され、送風は群落内湿度を低下させる効果があることを明らかにした。今年度の目標をほぼ達成できたものを考えられる.(3)本システムを葉菜類の栽培に導入し、病害の軽減効果と生理障害抑制効果を検討した。送風のみで、コマツナの白さび病、シュンギクのたんそ病、葉枯れ病、ホウレンソウの株腐れ病に対して、発病軽減効果が高く、それぞれ品目の収穫期生育に対する促進効果も高かった。これらは、送風により、株元湿度を低下させたことによる効果と考えられた。また、冷気送風では、8〜9月栽培のシュンギク・コマツナの収穫期の生育を大きくし、高温による生育抑制を回避する効果が見られた。冷気送風により、株元での温度低下は見られなかったものの、株元湿度を低下させたことによる効果と考えられた。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030163010
収録データベース研究課題データベース

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