農産物におけるヒ素およびカドミウムのリスク低減技術の開発

農産物におけるヒ素およびカドミウムのリスク低減技術の開発

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部道南農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間継H20〜24
年度2010
概要目的:北海道の作期に対応した大豆の栽培期間中のカドミウム吸収特性を解明し、それに基づくカドミウム濃度の吸収抑制技術を検討、開発する。また、堆肥施用による吸収抑制の効果を検証する。 成果:(1)18品種を供試した中では「いわいくろ」が最もカドミウム濃度が高かった。子実色の違いや、熟期の早晩がカドミウム濃度の多少におよぼす影響は認められなかった。(2)石灰質資材施用による土壌pHは、消石灰区および消石灰×硫安追肥区では播種前に概ね目標pHである6.5に達し、栽培期間中も6.5で推移した。炭カル区では、播種前から莢伸長期まで6.3前後で推移し、子実肥大期に概ね目標pHに達した。子実のカドミウム濃度は、「トヨムスメ」および「いわいくろ」ともに石灰質資材施用により対照区より低下した。また、消石灰区は炭カル区よりやや低かった。したがって、播種前に目標pHに達するように石灰質資材を施用することが、最もカドミウム濃度を低減させる方法であると考えられた。窒素追肥によるカドミウム濃度低減の影響はあまり認められなかった。(3)堆肥を30t ha-1毎年連用(3年目)することにより、子実のカドミウム濃度は対照区に比べて低下した。一方で、堆肥15t区のカドミウム濃度はあまり低下しなかった。
研究分担生産環境グループ
予算区分受託 (独法)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030167110
収録データベース研究課題データベース

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