2 きれいな米づくりのための栽培技術確立研究 3)疎植水稲の移植期の違いが収量・品質に及ぼす影響

2 きれいな米づくりのための栽培技術確立研究 3)疎植水稲の移植期の違いが収量・品質に及ぼす影響

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H20〜22
年度2010
概要目的:水稲の疎植栽培は、稲体の生育パターンは慣行の栽培方法とは異なることから、稲体の生育量や登熟条件によって減収や品質の低下も懸念される。また、晩植は適正なm2当たり籾数の確保や高温登熟の軽減が期待できるため、疎植に晩植を組み合わせ、安定した品質・収量が得られる移植時期の晩限を検討した。 成果:5月20日移植の出穂期は8月7日、成熟期は9月7日、登熟期間の平均気温は29.1℃(平年値+3.1℃)であり、6月1日移植の出穂期は8月13日、成熟期は9月13日、登熟期間の平均気温は28.6℃(平年値+3.3℃)であった。本年は、両移植期とも登熟期間は31日間であり、高温登熟となった。有効茎歩合は、5月20日移植、6月1日移植とも42株/坪植えが50株/坪植えより高い。収量を移植時期で比較した場合、5月20日移植は6月1日移植より有意に高く、栽植密度で比較した場合には差がなかった。穂数は、移植期に関係なく50株/坪植えが42株/坪植えより多い。登熟歩合は、栽植密度に関係なく5月20日移植が6月1日移植より高い。1穂籾数、総籾数、千粒重に差はなかった。品質に関しては、乳白粒率、玄米蛋白含有率に差がなかった。  以上、疎植栽培で晩植をする場合、50株/坪植えと42株/坪植えで穂数に差はあるが、収量に差がないこと、それぞれ5月20日移植と6月1日移植において玄米品質に差がないことから、登熟歩合が高い5月20日移植が適当と考えられる。
研究分担作物栽培G
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030170638
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat