1 戦略作物振興試験研究 1)「能登大納言小豆」の高品質省力生産技術の確立 (1) 機械化一斉収穫栽培技術の確立 (1) 「能系1」の播種期と栽植法が成熟に及ぼす影響 ア 播種期の比較

1 戦略作物振興試験研究 1)「能登大納言小豆」の高品質省力生産技術の確立 (1) 機械化一斉収穫栽培技術の確立 (1) 「能系1」の播種期と栽植法が成熟に及ぼす影響 ア 播種期の比較

県名石川県
研究機関名石川県農業総合研究センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H22
年度2010
概要目的:大納言小豆は莢の成熟が長期間に及ぶため、一斉収穫を行う栽培体系では初期に成熟した莢で品質劣化が生じやすい。このため、成熟期間の短い栽培法が求められている。また、11月中旬以降は降霜の危険が高まるため、早期に成熟期を迎える栽培体系が求められている。他方、小豆の成熟時期とその長さは品種・系統によって異なる傾向がみられる。そこで、「能系1」の作期に対する生育・生態的反応を把握し、これらの課題を解決する栽培法を確立する。 成果:気象の経過はH21年は生育初期の7〜8月にかけて気温がやや低く、H22年は7〜9月にかけて特に気温が高く推移した。また、H22年は生育初期から開花期の直前にかけて降雨が少なかった。開花期は播種が早い区ほど早い傾向であった。H22年は通常年より2週間遅い10/15頃まで開花が続いた。生育量は播種が早い区で主茎長が長く、主茎節数、分枝数が多く、倒伏程度が大きい傾向であった。子実重は早播の区で多く、晩播の区で少ない傾向であった。ただし、H22年は高温などの障害により莢数が減少した影響が大きいと考えられた。成熟始期と成熟期は播種が早い区ほど早い傾向がみられ、7/20頃までに播種した区では11月上旬までに成熟期を迎えた。H22年は全処理区で成熟期が遅れたが、異常な高温や着莢障害が影響したものと考えられた。成熟始期から成熟期までの日数は、播種期による違いは認められなかった。  以上の結果、能系1の栽培において11月中旬以降の降霜害に遭うリスクを低減し、かつ収量を確保するには、7/20頃までに播種することが望ましいと考えられた。
研究分担能登分場
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030170780
収録データベース研究課題データベース

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