アサリ有害生物生態調査試験

アサリ有害生物生態調査試験

県名愛知県
研究機関名愛知県水産試験場
課題種別試験研究課題
研究期間新H22〜24
年度2010
概要[研究の背景・目的]平成20年4月以降,節足動物「カイヤドリウミグモ」によるアサリへの寄生が知多半島東岸で確認されている。本種は,千葉県で深刻な漁業被害をもたらしているが,本県では寄生確認海域が限定的で,甚大な被害にはなっていない。とはいえ当該海域では,ウミグモの分布を拡大させる危険性から,従来の稚貝の移植放流が困難な状況にあるため,ウミグモの寄生被害を回避・軽減しつつアサリの生産を行う手法を開発する。  なお,本事業は農林水産技術会議実用技術開発事業として実施し,千葉県が中核機関となって,東京大学,京都大学,(独)水産総合研究センター及び福島県と共同で実施する。 [本年度の目標] ・ウミグモの寄生状況及び本種成体の分布状況を古布,河和地先で詳細に把握し,寄生開始時期を特定する。 ・寄生確認海域における流動環境を把握する。 ・当海域におけるアサリの分布状況及び成長を把握する。・ [結果の概要] ・平成22年度の寄生確認率及び寄生強度は,秋の終わりから冬にかけて上昇後,春に一旦低下し,初夏に再上昇して秋には寄生が確認されない水準まで低下した。 ・殻内に寄生する幼生の体長組成から,冬から春にかけての成長が確認でき,本種の産卵及び寄生開始の盛期が5〜6月及び11〜12月と推定された。 ・自由生活成体の分布密度は,秋に急激に低下した。1月以降成体は見られなくなった。 [事業を進める上での課題・問題点] ・結果の公表については風評被害に配慮する必要がある。
研究分担栽培漁業グループ
予算区分受託(地方公共団体)
業績(1)アサリ有害生物生態調査試験
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030171522
収録データベース研究課題データベース

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