管理不足林分における間伐の効果に関する研究

管理不足林分における間伐の効果に関する研究

県名三重県
研究機関名三重県林業研究所
課題種別試験研究課題
研究期間完H20〜22
年度2010
概要目的:過密状態の人工林に対する間伐は、育林過程で弱度に複数回行われる従来の間伐と異なり、一度に急激な間伐を実施するため間伐の効果が明らかとなっていない。このことから、県内で過密人工林に対して間伐実施林分を対象に肥大成長や林分構造への影響を調査しまとめる。 成果:平成20〜22年度にかけて、間伐が実施されたヒノキ32林分、スギ22林分の毎木調査を実施した。調査林分の間伐前本数密度を県下の標準的本数密度と比較すると過密傾向にあったが、一度の強度間伐(本数間伐率30〜50%)を実施することで、ほぼ標準的な本数密度となっていた。直径成長は、間伐後2年以上経過した林分で、標準的な肥大成長を示した。また、樹木の成長と関係が大きい樹冠長率も間伐後の経過年数にともない徐々に大きくなり、改善傾向が認められた。以上から、今回調査対象とした過密林分への強度間伐(間伐率50%程度まで)は、肥大成長等が平均的であり、急激な林冠開放による成長阻害は認められなかった。間伐時期がやや遅れている林分に対して、間伐の一手法として適用できるものと考えられた。
研究分担森林環境研究課
予算区分県単
業績(1)ヒノキ樹幹の細り形状
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030171704
収録データベース研究課題データベース

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