施設トウガラシ類におけるハダニ類防除のための捕食性天敵バンカー法の開発

施設トウガラシ類におけるハダニ類防除のための捕食性天敵バンカー法の開発

県名京都府
研究機関名京都府農林水産技術センター農林センター
課題種別試験研究課題
研究期間完H20〜22
年度2010
概要目的:施設トウガラシにおいて、ハダニ類の捕食性天敵であるミヤコカブリダニを安定的に供給できるバンカー法を用いてハダニ類の天敵利用技術を確立する。 成果:ミヤコカブリダニのバンカー候補である稲わら、麦わら、もみ殻の中でもみ殻を設置した場合に放飼効果が最も安定することを明らかにした。  ミヤコカブリダニの既登録の製剤では、10a当たり2000〜6000頭の放飼量であり、このミヤコカブリダニ密度を維持するためにもみ殻バンカーは(10a当たり約170カ所設置する場合)、1個あたり12〜35頭以上のミヤコカブリダニが維持されている必要があるが、6月〜7月の25Lもみ殻バンカーで概ね維持できることを明らかにした。  もみ殻バンカーとミヤコカブリダニの放飼がカンザワハダニの密度増加と被害をより安定して抑えることを明らかにした。  もみ殻バンカー設置量は、10〜25L/1カ所をトウガラシハウス内畝上に約4m間隔で設置(約170カ所/10a)することで防除効果が得られることを明らかにした。 もみ殻バンカーに生息しているミヤコカブリダニが2.25m離れたトウガラシ株へ移動できることを明らかにした。  種子消毒用等のネット袋(40cm×65cm)にもみ殻を入れることで、設置と除去が簡易な約10〜25Lのもみ殻バンカー作成方法を開発した。  もみ殻バンカー表面のアレルゲン量をハウス内に均一に広げると約555匹/m2(アカレックステスト結果とサンプル量よりの推定値)になることを明らかにした。
研究分担環境部
予算区分受託(国)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030171814
収録データベース研究課題データベース

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