夏季の気象変動に対応したももの品質安定技術の開発

夏季の気象変動に対応したももの品質安定技術の開発

県名岡山県
研究機関名岡山県農林水産総合センター農業研究所
課題種別試験研究課題
研究期間継(H22〜H24)
年度2010
概要1.ポット植えの「清水白桃」を、満開90〜100日後、満開100日後〜収穫に分けてガラス室に搬入し、成熟期、果肉障害に及ぼす影響について検討した。その結果、処理区の果実温度は40℃以上に達し、無処理区より明らかに高まった。成熟期は満開100日後の処理で4日程度遅れ、赤肉症が多かった。また、両処理時期ともに水浸状果肉褐変症が多かった。さらに、露地栽培の「清水白桃」を供試し、満開70日後から成熟期にかけて10日毎に黒袋とポリエチレン袋を被袋して高温処理を行った。その結果、満開70〜80日後の高温処理で成熟が約1日早まった。一方、満開100日後〜収穫期の処理で成熟が約1日遅れ、赤肉症、水浸状果肉褐変症が多かった。以上の結果、成熟直前の高温が成熟遅延や果肉障害の発生に影響していることが推察された。 2.成熟前の樹体散水処理は、樹体温度が2〜3℃低下し、成熟期がわずかに早まる傾向が認められた。エテホン処理が「清水白桃RS」の成熟期、果実品質及び果肉障害に及ぼす影響を調査した結果、、エテホン処理によって成熟が早まり、果肉障害の発生が少なくなることが示唆された。高温状況下でもエテホン処理によって成熟が早まることから、エテホン処理は高温による成熟遅延の回避に有効であると考えられた。また、「清水白桃」の株元の4m四方に不透水性の白黒マルチを満開40日後から敷設するとマルチによって樹体の過剰な吸水を抑制すると、過度なエチレン生成が抑制され、水浸状果肉褐変症、果梗離脱果の発生が抑制される可能性が示唆された。
研究分担果樹
予算区分県単
業績(1)樹冠下への部分的マルチがモモ‘清水白桃’の果実成長、核割れ、生理的落果及び果実品質に及ぼす影響、 、
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030172553
収録データベース研究課題データベース

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