菌類を利用したスギ及びヒノキ花粉飛散防止技術の開発

菌類を利用したスギ及びヒノキ花粉飛散防止技術の開発

課題番号2011018110
研究期間2010-2012
年度2011
中課題菌類を利用したスギ及びヒノキ花粉飛散防止技術の開発
摘要(1)日本各地で採取された菌株から温度特性、病原力等の特性に基づき選抜した菌株を用いて、前年に作成した胞子体合成液体培地の成分や配合を改良することで、さらに大量の胞子体増殖手法を確立する。また、それに基づき、胞子懸濁液を主に使い、振とう温度、回転速度、スケール(培養液体量)等の条件を種々検討することで、より高速で、短時間に胞子体を大量に増殖する手法を開発する。(2)分生子懸濁液に種々の濃度の大豆油と大豆レシチンを添加し、乳剤を主体とした散布処理液を作成する。また、実際に野外において散布可能な実用的処理液を開発するため、濃度を変えた乳剤に対し、各温度に対する菌体の活性を調査するとともに、実験室内及び野外における耐乾性を把握する。その後、以上の実験で得られた乳剤を、スギおよびヒノキの雄花に散布処理をして、高率で雄花を枯死に導く添加物(大豆油と大豆レシチン)の濃度を決定する。(3)「最適散布時期の決定及び散布法の開発」の課題によって、スギ雄花を高率で枯死させる時期は、10月下旬から11月上旬であることを明らかにした。そこで、福島県、茨城県、静岡県、石川県及び熊本県において、「分生子+大豆乳化剤懸濁液」を用いて、この時期のスギ及びヒノキ雄花に散布処理して、雄花枯死率を調査し、各地域における「分生子+大豆乳化剤懸濁液」の効果を判定する。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175082
収録データベース研究課題データベース

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