バイオジェニックアミン類蓄積抑制技術の開発による日本産水産物の競争力強化

バイオジェニックアミン類蓄積抑制技術の開発による日本産水産物の競争力強化

課題番号2011018123
研究期間2010-2012
年度2011
中課題バイオジェニックアミン類蓄積抑制技術の開発による日本産水産物の競争力強化
摘要(1)本研究では、一般的な中温性のHm生成菌に加えて、冷蔵温度域においてもHm生成を引き起こす菌株に注目し、その増殖特性とHm生成能に関して、培養レベルで調査を行う。調査は温度条件やpHを変えたヒスチジン培地へHm生成菌を接種し、各条件における菌数の推移とHmの蓄積を測定する。また、HDCをコードする遺伝子(hdc)の解析にも着手し、Hm誘導がどのような条件で引き起こされるのか発現レベルでの解析を進めるため、まず遺伝子の一次構造の解析を進める。(2)分離されたTym生成菌から定法によりDNAを抽出し、これまでに報告されたtdcの塩基配列から作成したDNAプローブを用いて本遺伝子のクローニングを行う。また、tdcがコードされているDNAを特定するため、DNA交雑実験を行う。(3)ガンマ線照射により魚肉に付着した細菌を死滅させ、これを種々の温度で無菌的に保存する。当面はマグロを対象魚種とする。適度な保存期間を経たのち、魚肉中のHm濃度を定量することにより、無菌条件でHmの蓄積が起こり得るかを検証する。原則として、魚肉のサンプルは2個を1セットとして保存し、一方についてHmの分析を行う。このサンプルがHm陽性であった場合、他方の細菌検査を行い、無菌であることの裏付けをする
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
業績(1)Diversity of plasmids encoding histidine decarboxylase gene in Tetragenococcus spp. isolated from Japanese fish sauce
(2)精油成分蒸気を用いたヒスタミン産生菌の制御
(3)Analysis of the growth of histamine-producing bacteria and histamine accumulation in fish during storage at low temperatures.
(4)精油成分,食品添加物,過酢酸および界面活性剤がヒスチジン脱炭酸酵素活性の阻害に及ぼす影響
(5)食品接触素材面に付着したヒスタミン産生菌に対する食品添加物および界面活性剤の抗菌効果
(6)好塩性ヒスタミン産生菌の天然由来抗菌物質等を用いた制御
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175095
収録データベース研究課題データベース

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