シイタケの高温発生品種を効率的に作出するための技術開発

シイタケの高温発生品種を効率的に作出するための技術開発

課題番号2011018226
研究期間2011-2013
年度2011
中課題シイタケの高温発生品種を効率的に作出するための技術開発
摘要(1)はじめに交配菌株に使用する元株の収集を行う。元株から交配能力を持つ一核菌糸を取得するために、菌糸の細胞壁溶解酵素を利用し菌糸体のプロトプラスト化処理を行い、調整されたプロトプラスト溶液を再生用培地に塗布、培養後再生した菌糸のうち、顕微鏡観察により一核菌糸だけを選抜する。交配菌株の作出には、一核菌糸同士をポテト・デキストロース・寒天(PDA)平板培地上で二員培養を行い、接触後二核化した菌糸を拾い、交配菌株を得る。二核化菌糸が目的とした菌株同士の組み合わせから生じたことの確認は、顕微鏡による観察、ならびにDNA解析による観察を併用し行う。得られた交配菌株は、菌株の劣化を防ぐため、10%グリセロール溶液に培養菌糸を取り、その後-80℃の超低温庫の中で保存するものとする。(2)すでに温度特性が分かっている菌株を用いて、子実体発生を誘導するレベルの温度刺激を与える区と与えない区において、Super-SAGE法により遺伝子発現量の比較を網羅的に行い、発現変動する遺伝子を10以上特定する。さらに、発現変動が見られた遺伝子について、リアルタイムPCR法により遺伝子発現変動をより詳細に解析し、発現変動する遺伝子を絞り込む。その比較結果から、子実体発生を誘導する刺激を与えた区において、特異的に発現量が変動する遺伝子の変動幅による順位付けを行う。低温刺激を与えることで発現が変動する遺伝子のうち、変動幅の大きさの上位のものから部分配列情報を解析し、ホモロジー検索による遺伝子特定を行う。(3)すでに構築済みの連鎖地図の精度を向上させるために、四分子分析データ解析による第二分裂期における交叉頻度からマーカー遺伝子から動原体までの距離を算出することで連鎖群内での動原体の位置の特定を行う。
予算区分新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175198
収録データベース研究課題データベース

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