持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発  (3)暖地におけるとうもろこし二期作等周年多収体系の養分管理技術の開発

持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発  (3)暖地におけるとうもろこし二期作等周年多収体系の養分管理技術の開発

課題番号2011018342
研究期間2010-2014
年度2011
中課題持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発  (3)暖地におけるとうもろこし二期作等周年多収体系の養分管理技術の開発
摘要春播とうもろこし「ゆめちから」−夏播とうもろこし「なつむすめ」−秋播エンバク「たちいぶき」不耕起連続栽培体系の生産性と養分動態(収支)を、地力や土性の著しく異なるで調査した。その結果本年度は過去7年間と比較して、堆肥多量施用区においても春播ゆめちから、夏播なつむすめいずれも低収であった。各気象要因と乾物収量との相関により、作期間の降水量が春播で1000mm以下、夏播で600mm以下であれば、堆肥6t/10a連用、無化学肥料の条件で安定した収量が確保できることが明らかであるが、春播ではその頻度が低いのが課題である。その中で本年度春播ゆめちから16667本/10aの超密植栽培を試みた結果、いずれの区も乾物収量は8333本/10aの標準より高く、特に無堆肥区でその差は大きかった。雌穂収量、乾物率も密植で高く、各養分含有率も標準に比べ同等以上であった。以上より、同じ堆肥施用量・施肥管理・土壌条件でも、気象条件、栽植様式によって収量や養分吸収量が大きく変動し、これらの条件を加味した施肥管理法の開発が必要であることが示された。一方、本年度より導入した秋播エンバクは低収で年間総収量増への寄与は小さかった。エンバク作期間に低温傾向が続いたことと、新燃岳噴火による多量降灰の被害を受けたことが原因と考えられる。しかし、エンバク作付後、春播とうもろこし作付前に堆肥を施用するためには、エンバクを3月中に収穫する必要があり、エンバク収量を十分確保するための作期間を設けるのは困難であることが判明した。秋播エンバクを導入するためには堆肥施用時期の変更が必要である。
予算区分委託プロ[国産飼料プロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175311
収録データベース研究課題データベース

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