発酵TMRの貯蔵過程における栄養損失の抑制技術の開発

発酵TMRの貯蔵過程における栄養損失の抑制技術の開発

課題番号2011018373
研究期間2010-2014
年度2011
中課題発酵TMRの貯蔵過程における栄養損失の抑制技術の開発
摘要(1)各季節に実規模で調製された乳牛用および肉牛用の発酵TMRを対象に、栄養成分の変化とルーメン内での発酵特性を検討した。その結果、乳牛用および肉牛用TMRはサイレージ発酵の過程で可溶性糖類は乾物あたり2〜6%減少し、CP中に占める溶解性タンパク質の割合は0〜13%分増加した。これらの変化は特に夏場で大きく認められた。さらにin vitroルーメン内における培養4時間のNH3濃度は乳牛用、肉牛用ともに発酵TMRの方が発酵前のTMRと比べて高い濃度を示した。これらはH22年度の実験室規模の結果を支持するものであり、発酵TMRは糖類の減少とタンパク質の溶解性増加から、ルーメン内NH3濃度の上昇につながる可能性が示唆された。 (2)タンニンを添加したTMRサイレージを調製し、栄養損失を抑制するための方法を検討した。チェストナット由来とケブラチョ由来のタンニンを添加して発酵TMRを調製した結果、発酵TMR中のNH3-Nの割合を低下させた。またTMRのサイレージ発酵で増加する溶解性タンパク質は、タンニンの濃度に依存して抑制され,特にチェストナット由来のタンニンを1%FM添加することで発酵前のTMRに近い数値まで抑制することを示した。
予算区分委託プロ[国産飼料プロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175342
収録データベース研究課題データベース

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