栽培条件による小麦製粉特性変動の発生要因の解明(A)

栽培条件による小麦製粉特性変動の発生要因の解明(A)

課題番号2011018485
研究期間2010-2014
年度2011
中課題栽培条件による小麦製粉特性変動の発生要因の解明(A)
摘要窒素追肥による種子全粒タンパク質含有率増大でSKCS硬度は大きくなった。60%粉のタンパク質含有率も増し、粉粒径は大きくなり、製粉BM率は低下した。タンパク質含有率増大に伴って60%粉のL*、b*は低下し、a*は大きくなった。種子中の全灰分のうち、製粉によって60%粉へ移行する割合は窒素追肥によって大きくなる傾向を示した。鉄、銅等の微量金属含有量もタンパク質含有率増加にともなって大きくなった。あやひかりとキヌヒメの60%粉中に含まれる微細粒子中のリグニン含量を測定した結果、窒素追肥で増加することが認められた。灰分およびリグニンは胚乳部より外皮部の方が含有率が高いことから、窒素追肥でタンパク質含有率が増すと小麦粉中への外皮の切れ込み割合が大きくなると考えられた。本結果は窒素追肥でタンパク質含有率が増すと小麦粉中への外皮の移行割合が大きくなるという製粉特性変化が起こり、小麦粉の色相劣化などの質的低下をもたらすことを示すものと考えられた。
予算区分委託プロ[水田プロ]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175450
収録データベース研究課題データベース

研究課題アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat