大麦の有用形質選抜マーカー開発のための基盤技術の構築

大麦の有用形質選抜マーカー開発のための基盤技術の構築

課題番号2011018500
研究期間2010-2014
年度2011
中課題大麦の有用形質選抜マーカー開発のための基盤技術の構築
摘要(1) 低プロアントシアニジン突然変異遺伝子ant28のアレルant28.2131を検出するDNAマーカーの開発 我が国ではオオムギ穀粒の調理・加工時の褐変化を防止する目的で、ant28遺伝子を用いた育種が近年盛んに行われている。ant28座の突然変異としてant28.494が我が国でこれまで使用されてきたが、穂発芽耐性に問題があり、収穫時に多雨の年では穂発芽が多発することことがわかっている。昨年度のant28遺伝子の解析からant28.494とは突然変異箇所の異なるアレル(ant28.2131)があることがわかり、ant28.2131アレルの方が穂発芽耐性が高いとの予備的テータもある(柳沢私信。)。そこで、本年はant28.2131のDNAマーカー化を行った。 ant28.2131では第2エキソンと第2イントロンの境界部に1塩基置換(G→A)があることを利用してマーカー化を行った。この部分を認識する制限酵素がなかったため、dCAPSによる多型マーカー化を試みた。数種類のプライマーを試みた結果、ant28-2131 L2 (5’- CTGAATAGGTGCGGGAAGAG-3’)ant28-2131 dCAPS R3 (5’-CAAATGGAAGGAAACAACATGAATGTGTA-3’) のプライマーペアでPCRを行い、増幅産物を制限酵素RsaI で切断後電気泳動すると、原品種Alexisと突然変異体の間で多型が安定して検出できることが明らかになった。なお、切断前の増幅サイズは158 bpで、AlexisではRsaIにより切断されて128 bpと30 bpの断片が得られるが、ant28.2131では切断されない。(2) 低プロアントシアニジン突然変異電子ant26のマッピング ant26遺伝子の座乗染色体は不明である。そこで、赤神力×ant26.483 (原品種Grit) およびOUI026 (NC117) × ant26.483の2つのF2集団に対してDNAマーカーを用いたマッピングを行い、本遺伝子の座乗染色体の特定とラフマッピングを試みた。
予算区分委託プロ[水田プロ]
業績(1)Functional characterization of barley betaglucanless mutants demonstrates a unique role for CslF6 in (1,3;1,4)-β-D-glucan biosynthesis
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030175465
収録データベース研究課題データベース

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