ブタの脂肪酸組成等を決定するQTLの解明

ブタの脂肪酸組成等を決定するQTLの解明

課題番号2011019152
研究期間2007-2011
年度2011
中課題ブタの脂肪酸組成等を決定するQTLの解明
摘要(1)SSC15の脂肪酸組成QTLのファインマッピングを目的とした家系において、新たに後代検定を行った雄2頭(1504、3808)について、それらの後代(90頭、68頭)のマイクロサテライトマーカーのタイピングデータを得た。脂肪酸組成との関連性を解析した結果、雄3808の後代では、リノール酸含量(P<0.01)、オレイン酸含量(P<0.05)について受け継いだ染色体間に差が見られた。一方1504においては脂肪酸組成の分離は見られなかった。雄3808には染色体がヘテロである領域が2ヶ所あるが、そのどちらにおいても分離が認められ、また調査豚全体を用いたQTL解析でも2ヶ所にピークが検出された。これらのことからSSC15上の2ヶ所(SW1118からCHR1-4、SW1673から下部)にQTLが存在すると示唆された。(2)SSC4の大ヨークシャー種で検出された一日平均増体量QTLについて、マイクロサテライトマーカーのハプロタイプ解析によりファインマッピングを行った。ブタゲノムドラフト配列を利用して、新規マイクロサテライトマーカーを開発し、49個のマーカーによるハプロタイプ解析を行った。現在供用中の種豚についても新たに雄5頭、雌27頭についてハプロタイプ解析を行った。現在供用中の種雄豚4頭について、後代検定(520頭)を行った結果、3頭がホモ型であった(1頭は不明)。QTL型とハプロタイプとの対応により、QTLが位置する領域は6Mbと9Mbの2ヶ所のゲノム領域に絞り込まれた。(3)金華豚とデュロック種の交雑家系から選抜した成長に関与するQTL領域(SSC4)および脂肪酸組成に関与するQTL領域(SSC2)を対象として、それぞれ、家系後代の個体を用いて、その効果の検証とQTL領域の絞り込みによる責任遺伝子の探索を試みた。しかしながら、性と交配に用いた雌親の効果を考慮した分散分析では、ハプロタイプ効果の差はいずれも有意ではなく、QTL領域の絞り込みは困難であった。
予算区分委託プロ[動物ゲノム]
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030176078
収録データベース研究課題データベース

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