再生医療用モデルブタの研究開発

再生医療用モデルブタの研究開発

課題番号2011019153
研究期間2007-2011
年度2011
中課題再生医療用モデルブタの研究開発
摘要1)免疫不全となるIl2rg遺伝子欠損型雄への細胞移植法の確立を目的に、同種骨髄移植を実施した。骨髄の生着を高めることを目的に、非骨髄破壊的前処置を検討した結果、フルダラビンおよびブスルファンの投与により、目的とする白血球数の低減がみられた。一部で毒性が観察されたが、生存個体が得られ、骨髄移植への適用が可能と判断した。同腹兄弟野生型ブタ由来骨髄、および血縁関係のないGFP発現ブタ由来骨髄を移植した結果、それぞれの移植で成功例が得られ、免疫能の新たな付与が確認された。これらの結果は、ヒト幹細胞の免疫不全ブタへの移植に際する基盤的な技術となる。2)ヒト幹細胞の移植には、2種類の免疫不全ブタが必要になると考えられる。それらのうち、Il2rg遺伝子欠損ブタの作出には成功したが、もう一方のRag2遺伝子欠損ブタの作出には至っていなかった。本年度、Rag2遺伝子ノックアウトベクターを導入し、遺伝子のノックアウトが確認された体細胞を用いて核移植をした結果、7頭のRag2遺伝子ノックアウトクローンブタが誕生した。3)ブタ内在性レトロウイルス(PERV)の制御作製したPERV-B中和抗体(KRT-1)を用いてPERV-Bの受容体クローニングを試みたが、成功には至らなかった。
予算区分委託プロ[動物ゲノム]
業績(1)Il2rg gene-targeted combined immunodeficiency (SCID) pigs
(2)Mapping of a neutralizing epitope in the surface envelope protein of porcine endogenous retrovirus subgroup B
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030176079
収録データベース研究課題データベース

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