てん菜輸入品種検定試験

てん菜輸入品種検定試験

県名北海道
研究機関名地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部北見農業試験場
課題種別試験研究課題
研究期間
、H21〜25
年度2011
概要(1) 輸入品種生産力検定試験
、 a試験目的:輸入品種の特性調査ならびに生産力検定を行い、オホーツク地域における適応性を検討する。
、 b試験方法:12品種9系統を供試し、1区13.1m2、乱塊法4反復、移植栽培、当場の標準耕種法により実施。供試面積20a。
、 c成績の概要:
、「H139」:「スタウト」と褐斑病は同等で、根重、根中糖分、糖量は優り、評価は◎。
、「H142」:「スタウト」と褐斑病は同等で、根重、根中糖分、糖量はやや優り、評価は○。
、「H143」:「レミエル」より褐斑病および根腐症状は少ない。根重および糖量は優り、評価は◎。「パピリカ」より褐斑病は少なく、糖量は同等で、評価は□。
、「HT32」:「クローナ」より褐斑病はやや少なく、根中糖分は同等で、糖量は多いことから、評価は◎。「フルーデンR」より根腐症状は少なく、糖量はかなり多いことから、評価は◎。
、「HT34」:「リッカ」と褐斑病および根腐症状は同等。糖量は同等で、評価は□。
、「HT35」:「リッカ」と褐斑病および根腐症状はほぼ同等で、糖量はやや少なく、評価は△。
、「KWS9R38」:「かちまる」より糖量はやや多く、評価は○。「ゆきまる」より褐斑病はやや多いが、糖量はやや多く、評価は○。
、「KWS0K170」:「かちまる」より根重、根中糖分および糖量は優り、評価は◎。「ゆきまる」より、褐斑病は多いが、糖量は多く、評価は◎。
、「KWS1K234」:「かちまる」と糖量は同等で、評価は□。「ゆきまる」と糖量は同等で、評価は□。
、(2) てん菜輸入品種現地検定試験 a試験目的:てん菜有望系統の地域適応性を検討し、品種選定の資とする。
、 b試験方法:斜里町において、2品種3系統を供試し、1区40m2、乱塊法3反復、移植栽培、農家慣行法により実施。
、 c成績の概要:
、「H139」:「モノホマレ」より、褐斑病、根腐症状ともにかなり少なく、根重は同等、糖分はやや高く、糖量は多い。「レミエル」より、褐斑病、根腐症状ともかなり少なく、糖量は同等である評価はやや有望。
、「HT32」:「モノホマレ」より、褐斑病はやや少なく、根腐症状の発生はない。根重は同等、糖分はやや高く、糖量は優った。「レミエル」より、褐斑病、根腐症状とも少なく、糖量は同等である。評価はやや有望。
、「KWS9R38」:「モノホマレ」と比較して、褐斑病は同等でやや発生が目立ったが、根重、根中糖分ともに優り、糖量は優った。「レミエル」より、褐斑病、根腐症状とも発生はやや少なく、根重はやや優り、糖量は優った。評価は有望。
、(3) 抽苔耐性検定試験
、 a 試験目的:輸入品種の有望系統について、抽苔耐性を検定し、品種選定の資とする。
、 b 試験方法:低温長日条件で育苗した苗を移植栽培において検定。乱塊法3反復、3品種、3系統を供試した(1区13.2m2)。
、 c 成績の概要:
、「H139」:「モノホマレ」(“強”)と抽苔率は同等。抽苔耐性は“強”。
、「HT32」:モノホマレ」(“強”)より抽苔率はやや高く、「モノパール」(“やや強”)より低い。「アマホマレ」(“強”)と抽苔は同等で、抽苔耐性は“強”。
、「KWS9R38」:「モノホマレ」(“強”)より抽苔率が高く、「モノパール」(“やや強”)並に推移した。抽苔耐性は“やや強”。
、(4) そう根病抵抗性検定試験
、 a 試験目的:そう根病抵抗性を持った輸入品種の有望系統について、そう根病発生圃場で栽培し、発病程度や生産力について検討する。
、 b 試験方法:移植栽培において、乱塊法3反復で、6品種9系統を供試した(1区11.5m2)。供試面積10a。
、 c 成績の概要:基準品種「ユキヒノデ」(抵抗性:強)と比較した結果は以下の通りである。
、「H139」:葉部黄化程度は同等。糖量はやや少ない。そう根病抵抗性は「強」。
、「H142」:葉部黄化程度は同等。糖量は同等で、そう根病抵抗性は「強」。
、「H143」:葉部黄化程度は同等。根重、糖量がかなり優り、そう根病抵抗性は「強」。「パピリカ」と比較して、根重、根中糖分、糖量は同等。
、「HT32」:葉部黄化程度は同等。根中糖分が高く、糖量はやや多い。そう根病抵抗性は「強」。
、「HT34」:葉部黄化程度は同等で、根重、糖量が優り、そう根病抵抗性は「強」。「リッカ」と比較して、根重、根中糖分、糖量は同等。
、「HT35」:葉部黄化程度は同等で、根重、糖量が優り、そう根病抵抗性は「強」。「リッカ」との比較では、根重、根中糖分、糖量は同等。
、「KWS9R38」:葉部黄化程度は同等で、根重、糖量はかなり優り、そう根病抵抗性は「強」。「ゆきまる」と比較して、糖量は同等。
、「KWS0K170」:葉部黄化程度は同等で、根重、糖量は極めて優り、そう根病抵抗性は「強」。「ゆきまる」と比較して、根重は重く、根中糖分は高く、糖量はかなり多い。
、「KWS1K234」:葉部黄化程度は同等で、根重、根中糖分、糖量は優り、そう根病抵抗性は「強」。「ゆきまる」と比較して、根重は軽く、根中糖分は高く、糖量は同等。
研究分担地域技術グループ
予算区分受託
、(民間)
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030177013
収録データベース研究課題データベース

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