内水面重要魚種資源管理推進調査研究(海産アユの遡上量の予測技術の確立)

内水面重要魚種資源管理推進調査研究(海産アユの遡上量の予測技術の確立)

県名富山県
研究機関名富山県農林水産総合技術センター
課題種別試験研究課題
研究期間継H22〜H26
年度2011
概要目的:海産アユの遡上量の予測については、毎年、漁協や遊漁者、マスコミ等から強い要望がある。平成4年度以降、富山水研では水産庁の委託事業や農林水産研究高度化事業により、富山湾におけるアユ仔稚魚の生態や資源の変動要因を明らかにしてきた。しかし、委託事業の研究期間は3〜5年と短いため、データの蓄積期間が少なく、まだアユの遡上量の予測を行える状況には至っていない。このため、河川からの降下仔魚、海域に生息する仔稚魚および遡上稚魚を採集し、指標と考えられる項目と遡上量のデータを積み重ねることにより、より相関関係の深い要因を明らかにして、アユの遡上量の予測を可能な段階にする。
、得られた成果:神通川中流域(河口から約10km)における平成23年のアユの遡上稚魚調査では、稚魚が初めて採集されたのは4月26日で、平年並みであった。放流量と漁獲魚に占める海産遡上アユの比率から推定した神通川と庄川の遡上尾数は、それぞれ14,811千尾と6,277千尾であり、平年より多かった。神通川河口海域では、10〜12月に体長3〜21mm仔魚、岩瀬浜の渚帯では体長11〜34mmの仔魚の出現が確認された。両河川の海産遡上尾数と富山湾の10月の表層水温(0mと10m)との間には有意な相関関係があり、水温が高いほど翌年の遡上量が多くなる傾向が認められた。
研究分担内水面課
予算区分県単
パーマリンクhttps://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/3030179939
収録データベース研究課題データベース

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